ヘアメイクアーティスト藤原美智子による「やるべきことを実行するための3つの秘訣」

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、ヘアメイクアップアーティストの藤原美智子が出演。やるべき予定をきっちりこなすための3つの秘訣について語った。

ヘアメイクアーティスト藤原美智子による「やるべきことを実行するための3つの秘訣」
黒木)今週のゲストはヘアメイクアップアーティストの藤原美智子さんです。よろしくお願いします。著書『美しく幸せに生きるための逆算思考』の「予定を立てられない」というところで、「それを克服する秘策は3つ。ただそれを実行しているだけ」とありますが。

藤原)私は子供の頃、本当に直感で動くから、「あ、それいいな!」と思うと、思った瞬間にもうやっているわけです。でも、できるようになるとすぐやめてしまう。3日坊主。それを克服できたのはなんと50歳のとき(笑)。

黒木)その秘策は3つあるということですか?

藤原)そうですね。

黒木)苦手だった計画を立てる秘策は、まず「手帳を2冊持つ」ということ?

藤原)昔は普通の大きい手帳と、To Do手帳、いわゆる1日1ページ…「きょうは何をすべきか」という手帳を持っていました。いまは普通の手帳と付箋紙を使っています。付箋紙に前の週の日曜日の朝に、月火水木金土日までスケジュールを見ながら、「これやって、これやってって」というように全部割り振るのです。“日曜の朝”というのが、肝です。朝だと、ポジティブじゃないですか。しかも日曜日だから、前向きで、やる気まんまん。そういうときに、「よし来週はこれとこれとこれ。こうこうこうやって片付けよう」とやると、印を付けるのがもう生きがいになっちゃう。

黒木)ふーん。

藤原)これだったらまだできる、「よし明日の分もやっちゃえ」と言ってチェックマークを付ける。それで私は変わりました。

黒木)もう1個は?

藤原)感情を入れないこと。50歳のときにマラソンを始めたのですよ。そしたら、その年の8月にニューヨークハーフマラソンに出るという取材を受けたのです。仕事だからやらなきゃいけない。元旦から走り始めました。寒いでしょう、いっぱい着込むじゃないですか。でも寒いから、「きょうはやめておこうかな」と思う。でも「せっかく着替えたから走りに行っちゃおう」と、とにかく走ってしまった。そのときにハッと分かったんです、「気持ちにはフタをしてしまえ」と。もう無機質に何も考えずに、着替えてそのまま、とにかく外出てしまう。走ってしまえば気持ちが良いのは分かっているから、もう全然オッケー。みなさん、気持ちが大事だと言いますが、気持ちを無視することも大事なのですよ。

黒木)(笑)。

藤原)まあだから、コントロールですよね。

ヘアメイクアーティスト藤原美智子による「やるべきことを実行するための3つの秘訣」
藤原美智子/
ラ・ドンナ主宰。ヘアメイクアップアーティスト/ライフスタイルデザイナー/「MICHIKO.LIFE」プロデューサー

■多くの雑誌や広告撮影のヘアメイク、執筆、化粧品関連のアドバイザー、講演、TV出演などで幅広く活躍。
■栄養コンサルタントの資格を有し、食や健康、装い、暮らし、生き方なども提案。
■ライフスタイル全般を取り扱うブランド「MICHIKO.LIFE」を展開。
■近著に『LIFE IS BEAUTY~美しく幸せに生きるための逆算思考』。

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毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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