1月14日(月)深夜放送のニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』に、アニメ『響け!ユーフォニアム』の黄前久美子役などで知られる声優の黒沢ともよが出演し、以前、舞台に出演した際の当時の様子を明かした。
現在、アニメ映画『ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』の渡辺月役、アニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の市瀬美奈役、『からくりサーカス』のタランダ・リーゼロッテ・橘役など、数多くの人気アニメ作品に出演中の黒沢。
また、声優の活動以外にも紀伊國屋サザンシアターにて行われるドラマリーディング『ハムレット』2月2日(土)19時からの公演に出演するなど、女優としても活動をしているが、昨年出演した舞台では、毎日泣いて過ごす日々を送っていたという。
黒沢:以前共演した俳優の吉田鋼太郎さんが私のことを覚えてくださって、2018年の9月に鋼太郎さんの劇団に呼んでもらって、一緒にお芝居させてもらったんです
吉田:その舞台『あかつきの湧昇流(ゆうしょうりゅう)』僕も観させて頂きました。もうめちゃくちゃ段取りの細かいお芝居でしたよね
黒沢:そうですね、結果そうなりましたね(笑)
吉田:自分でも剣道をやる武家の娘役でしたっけ
黒沢:娘役です。明治初期の話だったんですけど、当時女の子が旅をするのが難しいということで、侍の格好をして自分の身分を偽って仇討ちの旅をしている女侍の役でした
吉田:すごい難しい役でしたよね、喜怒哀楽が全部全力で出てきていて。
黒沢:ほとんど私は吉田鋼太郎さんとしか話してなくて、手取り足取りでしたね。稽古中はめちゃくちゃへこみましたし、稽古場から家に帰るまでに、一滴も泣かなかった時の方が少なかったと思います
吉田:それは毎日悔しかったとかですか?
黒沢:なんだろう、毎日精神的にずっと殴られ続ける感じというか、「分からなかった」とか「今日もついていけなかった」とか、へこんでへこんでという感じでした。だから最後までずっと辛くて
吉田:でも吉田鋼太郎さんは「黒沢ともよならいける」と思って声をかけたんですかね
黒沢:どうなんですかね(笑) でも声をかけてくれたのは嬉しかったですね
吉田鋼太郎の舞台に出演した際、毎日が辛かったと当時の心境を吐露した黒沢。また、公演終了後に吉田鋼太郎とその舞台について話す機会はなかったそうだが、以降、黒沢が演技で悩んだ時にはよき相談相手になってくれているという。
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