平成思い出スポーツ実況はジュビロ磐田優勝決定戦 【ニッポン放送洗川雄司アナウンサー】

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いよいよ平成が終わる。そんな平成を、『スポーツ実況』という形で喋り続けている ニッポン放送スポーツ部のアナウンサー。この平成の30年間を喋り続けてきて、思いの出の実況もある。そんなスポーツ部のアナウンサーに、平成の思い出の実況を聞いてみた。

平成思い出スポーツ実況はジュビロ磐田優勝決定戦 【ニッポン放送洗川雄司アナウンサー】

■今回は、洗川雄司(あらいかわゆうじ)アナウンサー
2001年ニッポン放送入社。キャッチフレーズは、《声は高いが背は低い洗川雄司です。》
スポーツ部になかなか後輩アナウンサーが入らず、いつまでたっても、若手アナウンサーと言われていた。最近の楽しみの一つは、銭湯巡り。

■ 平成元年は、小学校5年生でしたけど、よく覚えていますよ

- 1989年の大喪の礼・即位の礼は

まだ小学校5年生だったので、地元、長崎・五島列島にいました。でも、よく覚えていますよ。あの頃は、天皇陛下が崩御される半年前位から、テレビもラジオも病状をつたえていたじゃないですか、だから覚えていますよ。
僕が入社したのは2001年で、『21世紀最初に入ったアナウンサー』なんですけど、今となっては、そんな人間も古株になってちゃって。新世代の人間だったんですけどね(苦笑)

 

平成思い出スポーツ実況はジュビロ磐田優勝決定戦 【ニッポン放送洗川雄司アナウンサー】

サッカーJ1 横浜-磐田 喜ぶジュビロイレブンら(手前中央は中山雅史)撮影日2001年07月07日 提供産経新聞

■ 洗川雄司アナウンサーの平成、思い出に残る実況は

‐ 洗川アナの中で、《平成》の思い出に残る実況ってなんですか?

僕が一番最初にスポーツ中継で放送に関わったのが、入社してすぐ、2001年7月7日に行われたJ1・1stステージ第13節・横浜Fマリノス - ジュビロ磐田 戦なんですけど。
ディレクターに、いきなり「横浜総合競技場(現:日産スタジアム)に行くぞ!」と連れていかれたんですよ。「この試合、お前が実況しろ」と。

この試合は、ジュビロ磐田の1stステージ優勝がかかった試合だったんですけど、生中継では無く、ナイター終了後のハイライト番組で使う為の実況だったので、入ったばかりのアナウンサーにお鉢が回ってきたんです。でも、録音ですけど、いきなり優勝決定戦の実況ですからね(笑)

試合は、1対1から、延長Vゴール方式に入って、延長前半10分、磐田・高原選手のVゴールが決まって、2節を残して、磐田が1stステージの優勝を決めたんです。
でも、いきなりそんな場面に出くわしたので、途中から何を喋ったのか...(苦笑)
ただ、Vゴールの決まったシーン、藤田選手がパス出して、川口選手が折り返して、そこを高原選手が右足で、ダイレクトボレーというのは、今でも鮮明に覚えています。

‐ 当時のジュビロ磐田は、史上最強と言われていたよね

そうですよ。開幕8連勝をして、この第13節まで、11勝1敗の成績で、結果、残り2節を残しての優勝ですからね。
メンバーも、ゴン中山選手、名波選手、藤田選手、そして高原選手。高原選手は、この後、アルゼンチンの名門ボカJrに移籍ですからね。マリノスだって、川口選手がGKで、波戸選手、松田選手、石川(直)選手、城選手と、後に、解説でコンビを組む方も出てくるんですけどね(笑)

2019のJリーグ開幕!今年の開幕は、バトル実況!
川崎の攻撃を煙山アナ、東京の攻撃を大泉アナ、サポーターの気持ちになってバトル実況

2月23日(土)14:00~16:30
「サッカースペシャル Jリーグラジオ 川崎フロンターレ × FC東京」
サッカーパーソナリティ (川崎)煙山光紀×(東京)大泉健斗
サッカーコメンテーター  金子達仁

ニッポン放送JリーグラジオHP
ニッポン放送Jリーグラジオtwitter

‐ もう1試合あるの?

はい、同じ2001年11月10日に行われたJリーグ・チャンピオンシップ第2戦 鹿島アントラーズ - ジュビロ磐田。
第1戦が2-2の引き分け、そしてこの第2戦も0-0のまま、延長Vゴール方式に突入したんです。そして迎えた延長前半10分の小笠原選手の直接フリーキックが決まって、鹿島が年間チャンピオンになったんですけど、この日の僕は、ゴール裏担当で、このFKも、ゴール裏で見ていました。
磐田のゴールキーパーが、左に一歩動いた所を、ゴール右に決めたんですけど、そのボールの軌道が、ゴールネットにボールが吸い込まれていく感じが、タンポポの綿毛が飛んでくる感じに見えて、《タンポポの綿毛にくるまれるような・・・》というフレーズが出てきたんです。用意をしていた言葉じゃないんですけど、あまりにも衝撃的なFKで。
まあ、このあと、《タンポポの綿毛シリーズ》は続いたんですよ、気に入ったんで(笑)

‐ 洗川アナは、ゴール裏のレポーターが多いけど、注意している事はあるの

最初の頃は、《何でも実況してやろうという気持ちだったんです》、僕の悪い所なんですけど。
そうしたら、「それだったら、実況席と変わらないよ」ってある方に言われて、その視点でしかわからない、高さ、低さ、横幅、ボールの勢い、音、声、っていうのは、入れて行こうと思っていますね。とくに高さは、放送席から見ていると、シュートの高さがどれくらいなのか、地面を這うようなシュートに見えても、実際は膝位の高さだったりね、見た目と違う事が多いんですよ。

最近は、サッカーコメンテーターの金子達仁さんから、聞いてくるって事もあるんですよ。
ハンドの場面とか、「洗川さん、今のプレー、手に当たってました?」って(苦笑)
でも、それは、あの視点に居るからこそ、言える事で、最近は、TV中継のレポーターもゴール裏に回ってくる事も多いですし、ピッチ解説の人とか、いままで来なかったのに、マネしてきたなって(笑)

このゴール裏レポーターは、ニッポン放送が初めてだと思いますから、当初は、Jリーグやサッカー協会との取り決めの中にも、入っていませんでしたから。
今はカメラマンさんと同じように、ビブスを着ますけど、当時は着てもいませんし、ゴールマウスの後ろに立っていても、誰もなにも言わなかったんですけど、最近は、世界のルールに則って、ゴールマウスからは外れてくださいって言われますよ。

‐ 昔は、真後ろだったもね

そうでした。最近は、カメラマンさんと同じ位置になってしまったので、大変ですね。
斜めに見ると、見えない部分も出てきますからね。そこをどうやって予測をして見て行くか、だから、実況しながら見ていますよ。そうじゃないと、思い出せない事が結構あるんで。

‐ ゴール裏だから見えるものって何?

連続して、同じチームを中継する事があるじゃないですか、首位戦線を中継する事が多いので、そうすると、戦術の違い、当日の出来なんかが解って来るんですよ。

‐ どういうこと?

ボールを、左右ワイドに展開するようになったなとか、選手の顔の見え方が変わってくるんですよ。フォワードが、ゴールに背中を向ける事が多かったのが、顔が見えようにまると、それは明らかに戦術が変わった事じゃないですか、ポストプレーではなく、裏を獲りにいくとか、長くやってると、そういうのが見えてきますね。

 

平成思い出スポーツ実況はジュビロ磐田優勝決定戦 【ニッポン放送洗川雄司アナウンサー】

米大リーグ ブルージェイズーマリナーズ 佐々木主浩投手とイチロー外野手 提供産経新聞

‐ メジャーリーグの取材に、半年間近く行ったのはそのあとだっけ

そうですね。2002年の春になる前。入社1年目、目前で、「半年間、メジャーリーグの取材に行って来い」と。その時は、シアトルマリナーズでした。
当時のマリナーズには、佐々木主浩選手がいて、イチロー選手がいて、長谷川滋利選手がいて、日本人記者も沢山取材をしていましたね。

そうしたら、6月26日のオークランド・アスレチックス戦で、メジャー通算160試合目で、通算100セーブを達成して、最後は、93マイル、150キロ前後のストレートで、セカンドゴロにで打ち取ったのを覚えています。その記録達成前は、『この所、フォークの調子がいいんだよ。このフォークを投げてれさえいればね』って言っていたので、記録達成までは、あっという間でしたね。

‐ この頃は、《大魔神デイリー》っていうコーナーもあったよね
魔人(佐々木投手)は、投げた試合の後は、毎試合、ロッカールームで、取材対応をしてくれたんですが、辛かったのは、この頃、僕は、まだまだ駆け出しの若造でしたから、ベテラン記者の中に入って、なかなか魔人に質問するチャンスが来ないんですよ。
あるとすると、本当にまれなんですけど、魔人が打たれて負けた時くらい。これは辛かったですね(苦笑)
一回、魔人に、『お前は負けた時にしか質問しないなぁ』っていわれて、ドキっとしましたけど、何も返せなかったですよ(苦笑)

‐ その後は、松井選手の時

そうです。松井選手が、2006年5月にレッドソックス戦で、左手首の骨折した後、シーズン後半で行きました。
9月のタンパベイ・デビルレイズ戦で復帰するんですけど、8番・指名打者で出てきて、いきなり4打数4安打の成績を残すんですよ。
その時は、『スーパースターと言うのは、スーパースターらしい復帰戦の見せ方をするんだな。』と感心しましたね。松井選手はこの後、14試合で、4割3分の成績を残すんですよ。
松井選手のような選手は、復帰する時、ケガをする前の成績を越えてくるんだなって思いましたよ。

‐ アメリカで、大変だったことはなに

う~ん。全部自分でやらなければいけない事ですかね、移動のチケットとか。
自炊は何とかなったんですよ。日本の食材を扱う所も多くかったので。

‐ 洗川アナは、そういう所、苦になっていないよね

そうですね、だんだん楽しくなってきちゃいましたね。ちょっと交渉してきたら何とかなるんだなぁって。

‐ もともと喋れなかったけど、英語力も上がったの

もう喋れないですよ、すっかり忘れています(笑)でも、すいぶん鍛えられましたよ。

‐ メジャーの取材の時は、1人で技術の仕事もしなければいけなかったもんね

そうですね。そういう事でいうと、ちょっと驚いたのは、松井選手のリハビリ中は、(マイナーの)1A・2A・3Aの球場に行くじゃないですか、メジャーの取材をやっていても、行かない場所ばかりなんですよね。

例えば、スタテンアイランドっていう、NYのマンハッタンから南へ行った所に、ヤンキース傘下チームのスタジアムがあるんです。そこに行くには、フェリーで行くんですけど、外野の向こうが湾で、自由の女神も少し見えるっていう。
でも、そんな小さな、マイナーの球場に行っても、記者室と記者席が用意されていて、LANも通じているんですよ。メジャー程ではないですけど、しっかり取材環境が整っている。
これは、日本とは違うなと思いましたよ、カルチャーショックでしたよ。

‐ 怖い想いはしなかった

2008年ワールドシリーズを取材に行った時に、怖かった時がありました。
フィアデルフィア・フィリーズータンパベイ・デビルレイズのカードで、この時は、日本人メジャーリーガーの出場は無かったので、実況生中継ではなくて、ハイライト番組用に実況をしていたんです。スタッフは、ディレクターとアキ猪瀬さんの3人で。
で、この試合が行われた街・フィアデルフィアは、アメリカ建国の地といわれていて、日本でいえば古都・京都みたいな所なんですよ。レンガ造りの古い建物が残っているんです。しかも、レンガは、所々で崩れていたり、スプレーで落書きされていたりね。

で、そんな街に食事に行った時、アキさんは英語が出来るので、バーで会った体の大きな、若いお兄さんと意気投合したんですよ。そうしたら、「俺のいつも飲んでいる所に行かないか?」って誘われて、アキさんは「いいよ」って(笑)
お兄さんの後を、3人で着いて行ったんですけど、真っ暗な駐車場を、どんどん歩いていくんですよ。「おいおい、どこに行くんだよって」。そうしたら、アキさんが振り向いて、「ちょっとヤバいな!」って言うんですよ。こっちにしたら、「今更、そんな事言わないでよ」って。「引き返した方がいいんじゃないか?」なんて思っていたら、お店に着いて、本当に、地元の人しかいかないようなプールバーでした(笑)結果としては、凄くいい人でした(苦笑)

平成思い出スポーツ実況はジュビロ磐田優勝決定戦 【ニッポン放送洗川雄司アナウンサー】

【プロ野球CS2広島対DeNA第5戦】まくぎれ、勝って喜ぶDeNAナイン セ・リーグ初3位から17差 史上最大の下克上 19年ぶり日本シリーズ進出 =広島市南区のマツダスタジアム 撮影日2017年10月24日 提供産経新聞

 

‐ 日本の野球で、思い出の試合は

最近になっちゃうんですけど、一昨年のクライマックスシリーズのファイナルステージ・広島対DeNA戦、DeNAが日本シリーズ進出を決めた試合ですね。
試合は、DeNAが、敵地・マツダスタジアムで、筒香選手2本、宮崎選手、桑原選手、最後は梶谷選手がダメ押しの1発の計5本のホームランで、9対3で勝ったんですけど、梶谷選手がダメ押しのホームランを打った時は、もうスタンドがシーンとなる訳ですよ。で、ちょっと時間をあけて、三塁側のDeNAファンがワーって、でも、大声援じゃないんですよ。あの感じは、経験したことがありませんでしたね。

実は、この試合を中継している最中に、ニッポン放送から情報が来たんですよ。

《いま、横浜スタジアムで、パブリックビューイングをやっているんだけど、入り切れないDeNAファンが、横浜公園にひしめき合っている。そして、そこにいるファンが、ニッポン放送の中継を聴いている》

この試合、関東のテレビは、地上波もBSも無かったんです。放送しているのは、有料チャンネルだけで、だから、スタジアムに入りきれなかったファンが、ラジオを聴いていたんですよ。
それを聞いたら、あっちゃいけないんでしょうけど、次第に、DeNAファンに肩入れをするような中継になって、『まもなく19年ぶりの日本シリーズが横浜にやって来ます』とか、そんあフレーズを使ったりしちゃったんですよね。

‐ パブリックビューイングに誰か取材に行っていたのかな

いや、おそらくDeNAファンのスタッフが...(笑)
でも、個人的に行っているのに、そんな情報をあげてくれるのも、ニッポン放送らしい所だなって。実際の横浜スタジアムの様子は見てはいないですけど、広島で実況していて、アッパーデッキの向こうに、横浜スタジアムのDeNAファンを感じたんですよね、。

‐ 見えたんだ(笑)

ちなみに、後日、この日のradikoのデータが発表になって、なんとradikoを聴いていた人の74.4%がショウアップナイターを聴いていたっていう(ドヤ顔)

今シーズンに向けた ショウアップナイター アルバイト 現在募集(~3/11必着)
募集職種・応募要件 などは、https://baseballking.jp/ns/176156

ニッポン放送ショウアップナイターの詳しい情報は ホームページ&Twitterで
ショウアップナイター HP
ショウアップナイター Twitter

 

‐ その他の競技は、競馬とか

そうですね。競馬だと、僕、きわどいレースをよく引くんですよ。
GⅠを一番最初に喋ったのが、2004年の阪神ジュベナイルフィリーズなんですけど、この時、内に、アンブロワーズ、外からラインクラフト、その間をついて、ショウナンパンドルという馬が来て、結果としては、このショウナンパンドルが勝つんですけど、最後、この三頭が横一線に入って来て、あわくっちゃって、ただひたすら馬名を喋っていました。あと、ディレクターが出した着順と全然違っていて、そこも肝を冷やしました。

で、その後、2010年のオークスでも、サンテミリオンとアパパネのたたき合いになって、ゴールインもどっちが先かわからない。だから「サンテミリオン、アパパネ、サンテミリオン、アパパネ、どっちだぁー」って言う変な実況になってしまったんですけど(苦笑)、なんと結果は、同着で、ある意味正解の実況だったと(笑)
さらに、面白かったのが、このレースの勝利ジョッキーインタビューで、インタビュアーは、元ニッポン放送の小野浩慈アナだったんですけど、2人のジョッキー(横山典弘騎手・蛯名正義騎手)に、「お互い、なんて声をかけますか?」って聞いたら、2人で抱き合って、お互いに「おめでとー」って。不思議なインタビューでしたね。他の負けたジョッキー達も、インタビューを見ながらニコニコしていて、さっきまで、レースをしていた相手に、あんな笑顔になるんだなって思いましたね。

日曜競馬ニッポンの詳しい情報は ホームページ&Twitterで
日曜競馬ニッポン HP
日曜競馬ニッポン Twitter

‐ 2020年の東京オリンピックはどうですか、喋ってみたい競技は

ロンドンオリンピックで、色々中継しましたからね。
ウエイトリフティング、陸上のやり投げ、卓球も実況しました。「卓球のラジオ実況って、どうするの?」って思っていたら、1964年の東京オリンピックで、実況していて、その実況が残っている。っていうから、聞いてみたんですよ。
そうしたら、「右・左、右・左」しか言っていないんですよ(苦笑)まったく参考になりませんでした(笑)
結局、頑張れ!日本という実況で、割り切って、フォアかバックか、どの辺りに打ったのかを中心に実況をしました。

‐ オリンピックは、本当に色々な競技を喋るもんね。

そういえば、普段、やり慣れていない競技を実況する時に、《怖さ》を感じなくなったのは、《中東の笛》で、男女共に、試合自体がやり直しになった北京オリンピックのハンドボール・アジア予選。
このやり直しになった男女の試合を、ニッポン放送では中継をしたんですよ。男子は、松本アナ、女子は、洗川で。

注目の集まった試合だたので、中継するのはわかるんですけど、松本アナも僕も、ハンドボールを見た事ないんですよ。だから、伝手を伝って、実況経験のあるテレビ神奈川の吉井アナウンサーに教えてもらったり、DVDを見たりしましたけど、その時期は、国内リーグ戦も終わっていて、生で試合を観れなかったんですよ。だから、中継本番が最初に見た生のハンドボールだったんですよ。本当、あんな怖い中継はないですよね。
バスケットボール並みに、30秒に1点入るスポーツなんで、もう、あれくらいの中継をしたら、何も怖くないですよ(笑)

‐ あはははは(笑)

もう、取材で教えてもらったハンドボール用語を、出し惜しみせず、さも知っているような感じで喋りましたよ。でも、ああいうやり慣れていない実況をすると、楽しいですね。
あと助かったのは、その時、解説をしてくれた元ハンドボール女子日本代表監督で、東海大学の栗山雅倫先生が、とても上手に解説を入れてくださったので、本当に助けられました。

そうだ、そうだ。この時、周りのマスコミも珍しがって、めざましテレビには、密着されました(笑)
本当、今思うと、あの騒ぎは何だったんだって。世の中熱狂していましたよね。普段見ないのに、オリンピックがかかるとね、本当に魔力ですよね。

‐ 最後に、洗川アナから何か一言あります?

僕、子供の頃、引っ込み思案だったんですけど、会社から半ば強引に、背中を押されて(笑)、やれサッカーだ、競馬だ、野球だ、ハンドボールだって、見切り発車的に背中を押してもらった事が、《なんでも実況して、面白いもんだな》って思えるようになってきたので、それは本当に、ありがたい事だなって思ってますよ。

洗川アナを始め、スポーツアナウンサーが呟く
アナLOG ショウアップナイター実況アナのつぶやき https://www.1242.com/diary/analog/

(Write よこいみちひと)

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