トランプ大統領が国賓として来日する理由

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ニッポン放送「有本香のOK! Cozy up!」(2月19日放送)にジャーナリストの有本香が出演。5月に予定されているトランプ大統領の来日について解説した。

笑顔で会談するトランプ米大統領(右)と安倍首相=2018年9月26日、米ニューヨーク(共同) 写真提供:共同通信社

国賓として来日するトランプ大統領

日米両政府はアメリカのトランプ大統領の訪日を5月26日から28日の3日間を軸に調整している。トランプ大統領は今回国賓として来日する予定で、5月1日に皇太子さまが新天皇に即位されるため、トランプ大統領は新天皇と会見する初の外国首脳となる可能性がある。

新行)前回2017年にトランプ大統領が来日した際は、国賓ではなかったのですよね。

有本)そうですね、そのときは公式実務訪問賓客というもののようですけれど、今回国賓という形でお越しになるということは、日本の外務省が定めている5段階の外国の要人招待のランクと言っていいですかね、その内の最上位の対応をするということです。主に相手国の国家元首、国のトップですね、こういう人たちを対象に天皇皇后両陛下を中心にした歓迎行事、あるいは会見。こういったものがセットされる。そして宮中晩餐会が開かれるということです。

迎賓館赤坂離宮本館(迎賓館 - Wikipediaより)

「国賓で招く」という意味

有本)誤解があるのは、新行さんがトランプ大統領が2017年に来たときは国賓ではなかったとおっしゃいました。国賓で招かれるということは、別に日本にとっての唯一の同盟国であり、いちばん重要な国であるアメリカだから常に大統領を国賓で招いているわけではないし、アメリカだから国賓で招くことが多いわけでもないのです。いろいろな国にバランスを見ながら、国賓としてどのような国の方を招くかを決めて行くわけです。最近ですと、去年5月にベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席ご夫妻を国賓としてお招きしました。ベトナムやアメリカは、王族がいらっしゃいませんので大統領とか国家主席と言う人がトップになるわけですが、王室とか王族がある国々ですと、そういう方が来られることもあります。

新行)トランプ大統領に関して、“けんぼう”さんからメールをいただきました。「トランプ大統領が、安倍総理は自分にノーベル平和賞を投票したと暴露していましたが、投票したこと、また暴露されたこと、どっちも情けない。トランプ大統領と付き合う上でこれは仕方ないのでしょうか」。


トランプ大統領をノーベル賞に推薦した日本の国情

有本)大統領が暴露するとはみんな思わなかったでしょうね。安倍総理にしても驚いた話ですよね。ただノーベル平和賞を推薦するということは、いまやたいしたことがないのではないでしょうか。ノーベル平和賞自体に疑問の声があったりもするし、ノーベル平和賞に推薦される人は世界中でとても多くいます。日本からの推薦も数多く行っていると思います。民間人でも一部推薦できるものがありますから。ですからこれ自体はたいしたことではない。ただ、大統領が暴露するということにはびっくりしましたけれど。

新行)推薦したのは、トランプ大統領との関係も考えてのことでしょうか?

有本)日本が軍事的に自立できていない国ということもあって、北朝鮮の問題にしても何にしても情けないと言えばそうですが、アメリカ頼りにならなければならない日本の国情が情けないですよね。ですから、北朝鮮の問題などはいろいろな意味で日本にとって脅威ではないですか。これを解決の緒に就け、もしくは解決に向かって大きく舵を切るということになれば、それは日本が推薦してノーベル平和賞をアメリカ大統領に、と言っても不思議ではない流れとなります。だから1つの流れに結び付けることにしたということはあるかもしれません。

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