フラメンコとジャズのコラボ~蘭このみスペイン舞踊公演「フラメンコとジャズ」

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、フラメンコダンサーの蘭このみが出演。5月に開催される舞踊公演「フラメンコとジャズ」について語った。


黒木)今週のゲストはフラメンコダンサーの蘭このみさんです。
フラメンコを習っていらっしゃる方は、日本では多いのですか?

蘭)20年くらい前にはブームになりましたが、いまは少し減っていますね。でも1万人くらいではないでしょうか。趣味で楽しんでいらっしゃる方はいると思いますが。

黒木)このみさんは日本の古典を題材に、古典と音楽を融合させた作品作りにも取り組んでいらっしゃいます。その公演「フラメンコとジャズ」が5月18日・19日に東京芸術劇場で開かれます。フラメンコとジャズのコラボということですが、どのような構成になるのですか?

蘭)1部は普通のフラメンコで、2部ではジャズをやりたいと思います。いまフラメンコは、スペインではコンテンポラリーとかジャズとかいろいろなものがやられています。昔は「これでないとフラメンコではない」と言われたものですが、いまはそんなことは言われない。いろいろな人たちと進化していると言えばいいのでしょうかね。私も大好きなジャズとやることにしました。それもギターとサックスの2つの楽器だけで、ジャズの揺れと、フラメンコにも揺れがあるので、そういう揺れや響きのノリで踊ろうと思っています。

黒木)フラメンコの揺れとはどういうものですか?

蘭)「パンパンパンパン」ではなく、「パァーン」とか、同じ規則のなかでも伸ばす音があって、その伸ばした音のなかにも揺れが出て来ます。響いているものでも、ギタリストが揺れを出すというか、揺れがあるのですよ。踊りも私はフラメンコを踊りますが、大活躍の前田清実さんにジャズの方を踊っていただきます。

黒木)フラメンコとジャズを一緒に見られるということですか。1つの音楽のなかでジャズの踊りとフラメンコの踊り、全然違いますよね。

蘭)違いますね。

黒木)違う踊りを踊る、という感じですか。すごい。

蘭)フラメンコとジャズを踊っていながら、後からそれが3拍子になったりね。ちょっとフラメンコ的な解釈で8分の6になったり。


蘭このみ/フラメンコダンサー

■東京都出身。
■1983年、宝塚歌劇団退団後、スペイン舞踊家として活動を開始。日本人の踊るフラメンコの可能性を求め、日本の古典を題材に古典音楽と融合させた作品に取り組む。
■1998年からは「日高川」「明烏」「桜幻想」「花がたみ」の4作品。舞台美術家の朝倉摂の大きな協力を得て作品創りを行い独特の世界を踊った。また西洋舞踊との接点を追求する作品にも意欲的。
■1997年には文化庁芸術家在外研修員としてスペインへ。サンルーカル・デ・バラメーダ市メルセデス劇場でフラメンコ・コンサート「カフェ・カンタンテ」に出演。
■2002年、「明烏」で(社)現代舞踊協会「河上鈴子スペイン舞踊賞」を受賞。
■2004年、「桜幻想」で文化庁芸術祭大賞及び 舞踊批評家協会賞を受賞。
■宝塚歌劇団公演、NHK番組など、数多くの振り付けを行っている。

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