フラメンコダンサー・蘭このみ~フラメンコダンスの素晴らしさ

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、フラメンコダンサーの蘭このみが出演。フラメンコの魅力について語った。


黒木)今週のゲストはフラメンコダンサーの蘭このみさんです。
フラメンコの魅力はどういうところにあるのでしょうか?

蘭)フラメンコはロマ族によってインド北部から、13世紀~15世紀にヨーロッパの方に移動したものです。

黒木)インドからですか。

蘭)北インド発祥だと言われていますね、言葉から。その方たちと南スペインの文化とが会ってフラメンコになったのですね。フラメンコのなかには南スペインのそのときどきの時代の子守歌や仕事歌など、民衆に伝承されやすい歌や踊りが残っているわけです。だからそれぞれが合わさっていろいろなものが混ざっている、東洋的なものと西洋的なものとが混ざっているのですよね。それがフラメンコの歌や踊り、ギター、旋律、そういうものに散りばめられているから、とても魅力的なのだと思います。

黒木)逆に言うと何でもあり。

蘭)何でもありと言ったら何でもありですけれどね。

黒木)フラメンコにも基礎というものがあるのですね。

蘭)足の打ち方、ステップですよね。「パソ」と言います。

黒木)私はタップを長くやっているのですが、タップとはまた違うのですか?

蘭)タップともよく似ています。タップもそれほどに跳ねない、腰を低くしてやりますよね。でもフラメンコはもっと床を踏みつけると言うか、落すと言うのでしょうか。その響きで。タップは「ポンポンポン」と打った音のように聴こえます。フラメンコは音の響きで音を出すというのかな。

黒木)板的には、タップの板とフラメンコの板は同じようなものですか?

蘭)いえ、タップはタップマットがありますよね。フラメンコはタブラ。タブラは木の板です。その木の板を敷いて打つので、音は全然違います。


蘭このみ/フラメンコダンサー

■東京都出身。
■1983年、宝塚歌劇団退団後、スペイン舞踊家として活動を開始。日本人の踊るフラメンコの可能性を求め、日本の古典を題材に古典音楽と融合させた作品に取り組む。
■1998年からは「日高川」「明烏」「桜幻想」「花がたみ」の4作品。舞台美術家の朝倉摂の大きな協力を得て作品創りを行い独特の世界を踊った。また西洋舞踊との接点を追求する作品にも意欲的。
■1997年には文化庁芸術家在外研修員としてスペインへ。サンルーカル・デ・バラメーダ市メルセデス劇場でフラメンコ・コンサート「カフェ・カンタンテ」に出演。
■2002年、「明烏」で(社)現代舞踊協会「河上鈴子スペイン舞踊賞」を受賞。
■2004年、「桜幻想」で文化庁芸術祭大賞及び 舞踊批評家協会賞を受賞。
■宝塚歌劇団公演、NHK番組など、数多くの振り付けを行っている。

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