この映画は、田中裕子をキャスティングできなければ生まれなかった
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映画評論家・清水節が11月9日のニッポン放送「八木亜希子LOVE & MELODY」に出演、「いま絶対に見ておくべき映画」と題して語った。
清水イチオシの映画は、白石和彌監督「ひとよ」。
子のため夫を殺めた母を田中裕子、”信じ”つづけた長女を松岡茉優、 ”苦しみ”つづけた長男を鈴木亮平、そして、”許せなかった”次男を佐藤健が演じる、尊くも時に残酷な“家族の絆”を描いたドラマ。
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どしゃぶりの雨降る夜に、タクシー会社を営む稲村家の母・こはる(田中裕子)は、愛した夫を殺めた。
それが、最愛の子どもたち三兄妹の幸せと信じて。
そして、こはるは、15年後の再会を子どもたちに誓い、家を去った—
時は流れ、現在。
次男・雄二(佐藤健)、長男・大樹(鈴木亮平)、長女・園子(松岡茉優)の三兄妹は、
事件の日から抱えたこころの傷を隠したまま、大人になった。
抗うことのできなかった別れ道から、時間が止まってしまった家族。
そんな一家に、母・こはるは帰ってくる。
「これは母さんが、親父を殺してまでつくってくれた自由なんだよ。」
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「『田中裕子さんをブッキングできなければ、映画化はやめよう』と言われたほど、キャスティングにこだわったこの作品。子供を演じる役者たちの演技も光ります」
八木亜希子LOVE&MELODY
FM93AM1242ニッポン放送 土曜8:30-10:50
番組情報
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