お笑い芸人・レインボー~芸人がYouTubeを使うワケ
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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、お笑い芸人・レインボー(ジャンボたかお・池田直人)が出演。YouTubeでコントを演じることについて語った。
黒木)今週のゲストは、お笑い芸人レインボーのジャンボたかおさんと、池田直人さんのお2人です。お2人とも関西の方ですか?
池田)僕だけ関西です。
ジャンボたかお)自分は千葉の埋め立て地の幕張出身です。埋め立て地でいちばん大きく育ったのは僕だと言われています。
黒木)そう言うほど大きくないですね(笑)。
ジャンボたかお)なかなかの営業妨害です。でかいと言ってくださいよ(笑)。
黒木)YouTubeで観ている限りは、大きく映っていますね。
ジャンボたかお)「生で見たらより大きいですね」と言われた方がうれしいです。
黒木)中肉中背という感じです。
池田)120キロありますよ。
ジャンボたかお)この前まで130キロあったのですが、ダイエットして120キロです。
黒木)そうなのですか、そんなふうに見えないですね(笑)。
池田)はじめてジャンボに会う人にはよく、「でかいな」とか「生で見る方がでかい」と言われるのですが。
ジャンボたかお)黒木さんは距離を取っているので。
黒木)いや、もっと小さい方かと思いました。
池田)僕も177センチありまして。
ジャンボたかお)体もガチっとしているので。
黒木)ワンピースもお似合いになっています。
池田)ジャンボの横にいるから、華奢に見えるのかも知れません。
ジャンボたかお)プロ意識で太りました。池田を引き立たせるために。
池田)これは嘘です、食いたいものを食っているだけです(笑)。
黒木)そのジャンボさんの、舌足らずなところが少し可愛いです。
ジャンボたかお)可愛いと言っていただけるのであれば幸いです。長所ととらえます。
黒木)長所です。声も通りますし、そんなに大きな声を出さないでと思いながらも、大きな声で喋るではないですか。
ジャンボたかお)嫌がっているでしょう、それは(笑)。イヤホンで聴きながら「ジャンボ声でかいな」って(笑)。
黒木)お笑い芸人さんたちがSNSを駆使していらっしゃる、いまの時代をどう考えていますか?
池田)僕ら、コントが10分くらいあるのですよ。テレビではできないので、YouTubeはそれを出せる発散の場所になっていると感じます。テレビだと15分の長いネタはできないので、好きな人にだけ観てもらえる、いい場所だと思っています。
ジャンボたかお)お互いにお笑いが好きすぎて、ネタ合わせで揉めることも多いのですよ。でも、YouTubeは芸人がしたいことを何でもできる場所なので、お互いに「これをやりたい」となったら、やればいいのです。そういう場所で、芸人それぞれが自分の本当にやりたい表現を出せるというのは、すごい時代だと思いますね。
黒木)やはりテレビだけ、舞台だけではなく、広くいろいろなところで提供できるようになりましたから、可能性はどんどん広がって行きますよね。
池田)YouTubeで知って好きになって、劇場に来てくれたという人もいらっしゃいます。
レインボー/お笑い芸人
■結成は2016年2月。それぞれのコンビの解散後、ピン芸人として活動していたが、池田からジャンボたかおに声をかけ、新たにスタートを切った。
■2018年1月に放送された「ぐるナイ おもしろ荘」で優勝。披露された「みゆきさんとひやまくん」に登場した「キレイだ!」のフレーズが人気に。
■以降、若い世代を中心に人気を集め、それぞれがYouTubeやインスタグラムでも活躍。
<ジャンボたかお>
■1989年6月25日生まれ。NSC東京18期生。ツッコミ担当。
■レインボー結成前は、「感動ピスト」というコンビで活動も解散。
■歌って踊るぽっちゃりアイドルグループ「甘栗カンパニー」のメンバー。
■Twitterで料理の写真を数多くアップしていたり、YouTubeにクッキング動画を投稿するなど料理好きとしても有名。
<池田直人(いけだ・なおと)>
■1993年9月19日生まれ。NSC東京18期生。ボケ担当。
■5歳から高校2年生まで子役として活動していたことがある。
■レインボー結成前は「ひので」というコンビで活動も解散。
■コントでは女性役を演じることが多く、YouTubeではメイク動画も投稿して人気。
■インスタグラムでは、身近にいるキャラクターを自ら演じる「人間図鑑」と呼ばれるショートムービーを投稿して人気に。吉本坂46のメンバーにも選抜されている。
■テレビ朝日「アメトーーク!」には、『お母さん大好き芸人』として出演。
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳