倉本聰 × 清野菜名 富良野-東京 リモート対談
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5月に放送予定だったが新型コロナウイルスの影響により延期となっていたニッポン放送開局65周年記念特別番組『倉本聰・古木巡礼~森のささやきが聞こえますか』が、7月13日(月)22時からニッポン放送で放送される。
『倉本聰・古木巡礼~森のささやきが聞こえますか』7月13日(月) 22時~24時 放送
先日、富良野にいる倉本聰と有楽町のニッポン放送をつなぎ、リモート形式による対談が行われた。対談相手は、倉本聰脚本のテレビドラマ「やすらぎの刻~道」でヒロインを演じた女優の清野菜名。
倉本には富良野の森で描いた点描画の作品が数多くあるが、清野はこの日のために自分が描いた点描画のスケッチブックを持参。画面越しにそれを見た倉本は「濃淡がいいですね」と褒めるとともに描き方のアドバイスもするなど、なごやかな雰囲気で対談はスタートした。
対談は倉本の富良野での生活やニッポン放送での思い出、芝居についてなど幅広い話題に及び、終始、笑顔やリラックスした表情が見られた。そして、いよいよ番組は本題に。倉本が古木と向き合うことを通して感じたことや、自然や文明に対する思いを語りだすと、清野の表情も真剣なものに変わっていった。便利で豊かな世の中になった今の社会の中で「心を洗うことが僕らの仕事」とし、それを“心の洗濯屋”と表現したことに、清野も大きくうなずく場面も。
終始穏やかながらも、ときには真剣に進んだ今回のリモート対談。清野は「驚きと自分の知らない話で興味深く聞けました。楽しい時間でした」と感想を述べ、「またゆっくり話しましょう」という倉本に「はい!」と笑顔で答え、対談を終えた。
倉本からのメッセージにあふれるニッポン放送開局65周年記念特別番組『倉本聰・古木巡礼~森からのささやきが聞こえますか』は7月13日(月)22時より放送。番組内では坂本長利・西田敏行・倍賞千恵子が倉本聰書下ろしの『「古木巡礼」ストーリー』を朗読する。
<番組概要>
■番組タイトル:ニッポン放送開局65周年記念特別番組『倉本聰・古木巡礼~森のささやきが聞こえますか』
■放送日時:2020年7月13日(月)22時~24時 放送
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