8月23日(日)、女優で声優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時~14時30分)に、ロック歌手のダイアモンド☆ユカイが出演。映画『トイ・ストーリー』シリーズで、1作目から日本版主題歌『君はともだち』を歌うダイアモンド☆ユカイが、同曲との思い出を語った。
『トイ・ストーリー』は、日本では1996年に公開されており、戸田も第1作から登場した羊飼い人形のボー・ピープの声優を担当している。そして昨年2019年に公開された『トイ・ストーリー4』では、いつまでも変わらない“友情”について歌った名曲『君はともだち』が、23年ぶりに新録された。
戸田:『君はともだち』は、録り直しをしたと聞いていますけど。
ユカイ:そう、24年前に初めてこの話をもらった時は、まだ子供も授かっていなかったから、「なんで俺がこんな……」そんな気持ちで……。ちょっと高飛車だったんですよ。昔ね。
戸田:高飛車というか、分かります(笑)
ユカイ:ロックンローラー、威張っていたし。『何でロックンローラーがディズニーの歌を歌うんだ』、みたいな気持ちで歌っていたんです。
戸田:うんうん。
ユカイ:それが、歌ってみたら、凄くいい感じでね。ずっと20何年も歌ってきたんですけど、その間に『トイ・ストーリー』にも2、3が出て、この間は4が出て。なんか、『トイ・ストーリー』とともに成長して、自分も子供を授かったりして。そうしたら、「もう一度、収録しませんか?」と。23年間歌ってきた、今年で24年目ですけど、そういう歌をもう1回収録できるということで、これはありがたいなと。
戸田:気持ち、やっぱり違いましたか?
ユカイ:メロディーは一緒なんですけど、聞いていると全然違う感じになりますね。この23年間のいろんなことが歌に詰まっているというか。歌って、面白いですね。
戸田:この歌は、ライブとかコンサートで、子供向けということじゃなくて歌える歌だなって思うんですよね。
ユカイ:そうなんですよね。イベントとか、自分のファンじゃない人達が集まっているコンサートで『トイ・ストーリー』の歌を歌うと、明らかに、そっぽ向いていた人も一緒に手拍子してくれるというか、なんか不思議な力がありますよね。
戸田:みんな知っているというか、みんなが心地よくなる歌だなという風に思います。
ユカイ:この曲にはサムシングがあるのかな。そういう歌に出合えたということだけでも、ありがたいですね。本当に、ラッキーだったなと思います。
24年の間に子供を授かって心境の変化もあり、同作とともに人生を歩んできたというユカイ。この他にも番組では、家族と過ごしたステイホーム期間について、ユカイが紹介。この機会に夫婦で徹底的に語り合ったり、子供たちに勉強を教えたり、ひたすら皿洗いをしたことなど、家族とのどたばた劇を語った。
番組情報
女優・戸田恵子が大人のクオリティ・オブ・ライフ(上質で豊な生活)をエンジョイするための「人・モノ・コト」にフォーカスする番組です。
大人の会話が弾むプチトリビア、大人が生活に取り入れたくなる情報をお届けする30分。ぜひお付き合いください。