辛坊治郎 激白 再びヨット太平洋横断に挑むわけ「これ以上遅らせていると不可能に」

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キャスターの辛坊治郎が11月25日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演。来年2021年4月に小型ヨットによる太平洋横断に再び挑戦することが24日、一部メディアで報じられたことを受け、あらためてその報告と、決意について語った。

辛坊治郎 激白 再びヨット太平洋横断に挑むわけ「これ以上遅らせていると不可能に」

辛坊治郎

辛坊)まったくネットニュースをご覧になっていないという方もいらっしゃると思いますので、一応、事実関係だけを単純にお話しさせていただくと、私、2011年6月11日に出航いたしまして、6月21日に遭難をして、船を沈めまして、海上自衛隊の方に救助していただきました。それから、一緒に船を沈めた全盲のHIRO(岩本光弘)さんという方は、アメリカ人のパートナーを見つけられて、去年無事サンディエゴから日本までの片道、西向きの太平洋横断に成功されて、「辛坊さんいついくの」みたいな話をずっとされています。私は、船を沈めた直後から、HIROさんと「もういっぺんやろうか」ということで、実は2013年に船を調達して、準備に入ったのですが、諸般の事情でなかなかそう簡単に出るわけにもいかなくなって、それから7年経ったのです。しかし、そろそろ私、来年64歳になって、自分の体力というものを考えたときに、ちょっとこれ以上遅らせていると不可能になると。

このあいだ(この番組で)懸垂の話をしたじゃないですか。まさに、実はあれがこの伏線というか、懸垂ができないとヨットで太平洋横断は無理なんですよ。長距離航海できない。昔は懸垂なんか無限にできたのですが、いまやったら3回しかできなくなっていて、「これはいかん、早めにいかないと」と。懸垂できるあいだじゃないと、マストの上で何かトラブったときに作業できなくなると。

増山)たしかにおっしゃっていました。

辛坊)という諸々の事情で、来年の春に単独無寄港太平洋横断で、私が自分で持っている39フィートの、かなり大きく、前回沈めたものより10フィートくらい長いもので、10フィートというと3メートル。船は3メートル長いとまったく大きさが違いますから。その船を使って、太平洋横断に行くことにしました。スポンサーは今回つけません。ということで、誰にも言っていない状況で、個人で勝手にやっているだけの話ですから、全額自腹で行きます。

ちなみに、全額自腹だといくらくらいかかると思います?

増山)どれだけかかるのですか。

辛坊)興味ありますか。わかりました。その辺りを(この番組では)ちょっとずつ小出しにしてきますね。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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