ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(1月31日放送)に、NHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」で11代目「体操のお兄さん」を務めた、小林よしひさが出演。子育てについて語った。
自見はなこ:小林さんは2016年にご結婚され、2018年12月にお嬢さんが誕生しました。お嬢さんが産まれてからの「体操のお兄さん」のお仕事は、特別な想いがあったそうですね。
小林:娘が産まれた日にも収録がありました。自分の娘を見た瞬間、「この子がNo.1」と思いました。「申し訳ないけれど、きょうから逢う子どもたちはNo.2なんだろうな」と思いながら収録に向かったのです。でも実際に収録で子どもたちに逢ったら、この子たちはそれぞれのご両親にとってNo.1なんだ、その集合体なのだと実感したのです。そうしたら、より宝物に見えて来ました。その瞬間、体操のお兄さんとしてのステージがさらに上がったような気がしました。
自見:お嬢さんはお父さんに似て、かなり運動神経がいいそうですね?
小林:親ばかなのですけれども(笑)。
淵澤由樹(アシスタント):ぜひ自慢してください!
小林:一緒に遊んでいると、「もうこんなことができるんだ」というシーンがたくさんあります。私がでんぐり返しをするとゲラゲラ笑って、真似してでんぐり返しをやります。
自見:よしお兄さんは、運動が苦手なお子さんには「遊びの力」で運動を教えているそうですね。
小林:遊びとしてとらえることで、苦手でも運動は好きであって欲しいなと。そこには「遊び」の力が作用しています。
自見:「遊びの力」というと反対語のような感じがしますが、本質をわかっている体操のお兄さんだからこそ、そこに力があることが見えるのですね。
淵澤:最後に、ラジオの前の子育て中のママやパパへ、メッセージをお願いします。
小林:いまは大変な時期だと思います。でも逆に子どもたちと密になれる、そんな瞬間ではないかとも思うので、こういう機会を大切に触れ合っていただきたいです。私もできることを全力でやって、皆さんに笑顔を届けられるようにしたいと思いますので、一緒に頑張って行きましょう。
番組情報
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)