「EP盤」と「LP盤」は何の略か知っていますか?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月20日放送分のテーマは「レコードの種類」です。
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ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」
レコードは大きく分けると、「EP盤」と「LP盤」の2種類があります。
EP盤のEPとは「Extended Playing」の略で、「Extended」は「伸ばす」や「広げる」という意味です。直径7インチ (17cm)で、1分間に45回転します。片面に5分~8分ほど録音することができて、2~3曲収録するときに使われます。
同じEP盤でも、片面に1曲しか収録されていないものは「シングル盤」、真ん中に大きな穴が開いているものは「ドーナツ盤」と呼ばれています。ドーナツ盤を聴くには、穴にはめ込んで使う「EPアダプター」が必要です。
それに対して「LP盤」は直径12インチ (30cm)、1分間に33と1/3回転します。片面に30分、両面で1時間と長時間収録できることから、「Long Playing」の意味でLP盤と言います。アルバムに使われることから、“LP=アルバム”というイメージが浸透しています。
LP盤と同じ12インチのサイズで、シングル盤と同じように片面に1曲だけ収録したものもあり、こちらは「12インチシングル」と呼ばれています。同じシングル盤でも、12インチシングルの方が音質が優れていると言われています。