旧皇族の竹田家出身で明治天皇の玄孫にあたる、作家で政治評論家の竹田恒泰氏が4月27日(火)、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。秋篠宮家の長女・眞子さまとの結婚問題が世間を騒がせている小室圭さんの行動に、皇室への愛情が見えないことについて指摘した。
文書には天皇陛下へ一言の言葉もない
竹田)少し気になったのが、天皇陛下がお誕生日に際して(2月19日の会見で)、このことについてお言葉を言及なされました。そのときに、『多くの人が納得し喜んでくれる状況になること』が望ましいとおっしゃったわけです。天皇陛下のこのご発言は、ご発言ひとつでも大変なことになりかねないので、けっこう大変だったと思います。しかし今回の小室さんの文書では、陛下に対してペーパーのなかで一言も言及がありません。私に言わせれば、陛下がおっしゃったから何とかしなければと言って(文書を)出してきたように見えるのです。
お父様の秋篠宮殿下が『相応の対応』ということを平成30年御頃からおっしゃっています。それに対して『目に見える形』での対応が必要というお言葉もありましたが、全然答えてこなかった。ではなぜいま出してきたのかというと、天皇陛下が2月におっしゃたったというのが大きかったと思うのです。なのに、天皇陛下に、ご心労をおかけしたなどの一言の言葉もない。完全に無視してしまっています。そこに私は違和感を覚えました。
愛する人の親子関係が自分のせいでギクシャクしているのをどのような気持ちで
竹田)ある雑誌が、小室さんのペーパーでどれほどの人が納得したかというアンケート調査を実施しましたが、納得したという人は1%でした。これだけがすべてではないのですが、ネットなどの反応を見ているとほとんどの人が否定的です。いままで小室さんに対して少し優しい立場をとっていた人たちでさえも離れさせてしまった。なので、チャンスだったのにそのチャンスをみすみす壊してしまったということになる。今後はどのようにすればいいのでしょうか。私はここまでこじれてしまっているので、この縁談の話で秋篠宮家のなかが険悪な感じ時になってしまっていると聞きます。普通であれば男性の方から手を引くような案件なのではないかと思ってしまいます。
森田耕次解説委員)宮内庁も西村長官もその解決金の話についてなんの知らせもないし事後もなんの連絡もないそうです。けっこう宮内庁も呆れているところがあるようです。
竹田)なので、誰が音頭をとっているのかわからないのです。小室さんには弁護士もついていますしお母さんもいるのですが。ネット上のコメントなどを見ていて、なるほどなと思ったことは、眞子内親王殿下に対する愛情がまったく感じられないということ。愛する人が愛する人を一緒に愛するのが結婚の流れだと思うのです。家庭内が不和になっているのを小室さんはどのような気持ちで見ているのでしょうか。自分のせいで親子関係がギクシャクしてしまうのは、自分であれば申し訳ないなと思ってしまうのですが。
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辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)