YOASOBI・ikura「そんな、不良じゃないですよ!」声優初挑戦の奮闘エピソード

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5月11日(火)深夜、コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる音楽ユニット・YOASOBIがパーソナリティを務めるラジオ番組「YOASOBIのオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週火曜24時~24時53分)が放送。今年2021年7月に公開される、アニメーション映画『竜とそばかすの姫』で声優を務めることが発表されたikuraが、アフレコでの奮闘を語った。

YOASOBI・ikura「そんな、不良じゃないですよ!」声優初挑戦の奮闘エピソード

『竜とそばかすの姫』は細田守監督による最新作で、ikuraが担当するのは、女子高生である主人公の親友、ヒロちゃん役だ。本作が声優初挑戦となるikuraがアフレコでのエピソードを語った。

Ayase:あなた、声優をやるらしいわね?

ikura:声優って言うと、ちょっとあれですけど、声のお芝居をすることになりました!

Ayase:何の作品ですか?

ikura:アニメーション映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』を手掛けた、細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』に、声のお芝居で参加することになりました。

Ayase:どういう役柄なんですか?

ikura:主人公の親友、毒舌メガネ女子のヒロちゃん役で。

Ayase:毒舌メガネ女子のヒロちゃん? あなた、毒舌できるの?(笑)

ikura:頑張りました! 普段の感じと結構違うので、アフレコ期間は自分はヒロちゃんだと思って、性格を変えて頑張っていました。

Ayase:いろいろニュースとかテレビで、ikuraちゃんがアフレコ中に、ようかんを食べていた……と聞いたのですが。

ikura:アフレコ中にようかんって言うと、サボってたみたい!

Ayase:それは監督とかに、『かましてやろうかな?』みたいな感じを出そうとしたの?

ikura:そんな真剣な現場で、かましてやろうって思うわけないでしょ!

Ayase:ちょっと、ナメられたらあれだし、ようかんでも食っておこうかな、みたいな。

ikura:違うんですよ。食事をしながら喋るシーンがあって、そのリアリティを出すにはどうしたらいいかなと、自分なりにすごく研究して。声優さんだったら口に指を入れたりとかするらしいんですけど、かなり上手じゃないと、食べているように聞こえなくて。

Ayase:なるほど。

ikura:私の力量だと実際に何かを食べるしかないと思って、何個かいろんなパターンを試したの。ポリポリと音がするものは駄目だな、とか。あんまり大きいものを食べると喋れなくなったり。片手で持てるようかんがベストだったの、研究の末。ちょっと、ぬめっとしているから、変にボリボリと音もしないし、水っ気もあるからちょうど良かった、ということで、それで食べたと。だから、そんな、不良じゃないですよ!

Ayase:細田監督に「ようかんを食べて演技してみようと思うんです」って相談して?

ikura:そう、そうしたら「用意している人なんて初めてだ!」って言われて。

Ayase:ああ、かませたんだね?

ikura:まあ、そういう意味ではそうかもしれないですけど(笑)

食事シーンをリアルに表現するのに、ようかんを口に含みながら喋るのが一番適していたと説明したikura。この“ようかん作戦”が細田監督に驚かれたことから、ある意味でかませたかもしれない、と言い笑いを誘った。

番組情報

YOASOBIのオールナイトニッポンX(クロス)

毎週火曜 24:00 - 24:53

番組HP

コンポーザーのAyaseと、ボーカルのikuraによるクリエイターユニット。昨年は大ヒット曲『夜に駆ける』で紅白歌合戦にも出演したYOASOBIが火曜日のパーソナリティを担当します。Ayaseがアレンジした、『Bitter Sweet Samba -Ayase Remix-』が、番組のオープニングテーマとしてオールナイトニッポンXの全曜日で流れます!
また、番組はバーティカルシアターアプリ「smash.」でも映像付きで楽しむことができます。音声でも映像でもお楽しみください!

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