ハラミちゃん~挫折から救い出してくれた“都庁のストリートピアノ”

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)にポップスピアニストのハラミちゃんが出演。都庁のストリートピアノを初めて弾いたときのことについて語った。

ハラミちゃん

黒木)今週のゲストはポップスピアニストのハラミちゃんです。『ハラミ定食~Streetpiano Collection~』から、ハラミちゃんの演奏を聴きつつお送りして行きたいと思います。

ハラミ)今回はプリンセス プリンセスのカバーで、「M」です。

黒木)やはりこの曲も耳コピなのですか?

ハラミ)そうです。楽譜を買ったことがなくて、基本、すべて耳コピでやっています。

黒木)あとはその曲から感じる感情、感性で弾かれるということですよね。

ハラミ)つくられた方が「どういう思いで、どういう背景でこのようにつくったのか」ということを紐解いたり、考察したりするのが好きで、自分なりの妄想を曲に落とし込んで弾いています。

黒木)「X JAPANの曲がすごく工夫されている」とおっしゃっている記事を読んだのですが、それはどういうところですか?

ハラミ)例えば「Forever Love」という大ヒット曲があります。あの曲はサビが終わったあとに「転調」と呼ばれる、キーが変わる部分があるのですが、その流れが美しいのですよ。計算しつくされた曲のなかに、キラキラ光る感性もあって、総合的に素晴らしいと思います。YOSHIKIさんは感性もすごいのですが、頭もいい方なのだろうなと思います。1回もお会いしたことはないですし、おしゃべりをしたこともありませんが。

黒木)いつかYOSHIKIさんとの共演もあるかも知れませんね。

ハラミ)夢の夢ですけれども。

黒木)体調を崩して会社に行けなくなったときに、先輩に連れられて都庁に行って、都庁にあるストリートピアノを即興で弾かれた。それがきっかけで、いまのハラミちゃんがいらっしゃるということですけれども、素敵な先輩ですね。

ハラミ)人前で弾けて嬉しかったということもありますし、挫折してしまった悲しさや苦しさが、そのときに「ウワッ」とこみ上げて来たのです。いままで20年間向き合って来たピアノへの数えきれない思い出が喜怒哀楽混ざって、一気に来ました。でも弾く直前までは怖かったです。久々ですし、会社員もダメで、ピアノに対する自信もなくなっていました。ところが、触れた瞬間にアドレナリンが吹き上げて来たのですね。小学校のころからのことがフラッシュバックして、「こういうものが好きだったんだ」ということを思い出しました。

黒木)自分を取り戻したのですね。

ハラミ)そのときに先輩がスマートフォンで撮っていた映像を、あとから自分で見返したときに、すごく楽しそうだったことに衝撃を受けて、自分で自分に驚いてしまいました。

黒木)何が起こるかわからないけれども、才能は飛び出したのですね。

ハラミちゃん

ハラミちゃん/ポップスピアニスト

■音楽大学を卒業後、会社員を経て、2019年よりピアニストとしての活動を開始。
■東京都庁や京都駅など各地のストリートピアノを演奏する動画が人気となり、チャンネル登録者は156万人(4月25日現在)。総再生回数は3億回超え。動画配信はYouTubeや動画配信アプリ17LIVEなど。
■絶対音感を活かし、その場で耳コピして即興でピアノを奏でる。鍵盤も楽譜も見ない。
■広瀬香美さんからのオファーでストリートピアノで共演したことも話題に。
■ハラミちゃんが演奏をするとピアノの周りにどんどん人の数が増える。その場でお客さんのリクエストに応じて演奏をすることも多い。肩からかけたカバン姿と、演奏中にチラリとカメラを観る視線も人気。
■ハラミちゃんの名前は好物であるお肉のハラミから。ファンネームは「お米さん」。
■2019年12月に初のワンマンライブを開催。以降、全国ツアーなども開催。
■2020年7月には『ハラミ定食~Streetpiano Collection~』でCDデビュー。2021年1月には『ハラミ定食DX ~Streetpiano Collection~「おかわり!」』を発売。
■2020年9月には芸能界特技王決定戦「TEPPEN」に出演して優勝。2021年2月の出演でも優勝を飾り、2連覇を達成した。
■5月には初のエッセイ『好きのパワーは無限大』が発売される。

番組情報

ENEOSプレゼンツ あさナビ

毎週月曜〜金曜 6:43 - 6:49

番組HP

毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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