事故物件検索サイト「大島てる」の管理人・大島てるが、ポッドキャスト番組「島田秀平とオカルトさん!」(ニッポン放送 Podcast Station ほか)に出演。とある事故物件で起きた出来事について語った。
事件や事故が原因で、入居者が部屋で死亡した物件のことをさす「事故物件」。その言葉が広く知られるキッカケにもなったのが事故物件検索サイト「大島てる」である。
芸人であり手相占い師である島田秀平がパーソナリティのポッドキャスト番組「島田秀平とオカルトさん!」7月2日の配信回に、その「大島てる」の管理人・大島てるが出演。15年以上「事故物件情報」をまとめてきた大島てるが、とある事故物件で起こった背筋のゾッとする出来事について語った。
大島:京都の観光地から離れた場所にある三階建ての一軒家なんですけど。
島田:はい。
大島:そこの三階で集団自殺が起きたんですね。
島田:亡くなられたのは住んでいた方ですか?
大島:家主は一人暮らしで、他に2人……、ネットで知り合った自殺志願者の方を家に迎え入れて、練炭で自殺を図ったんですね。ニュースでも報道されたんですけれど。後日、その家が空き物件になった際に、新しく引っ越してきた人がいたんです。
島田:その方は「事故物件」だというのを知っていたのでしょうか?
大島:それを承知の上だったそうです。しかも、借りたんじゃなくて、買ったそうなんです。
島田:えっ?買ったんですか。
大島:そうなんです。「安いんだから得じゃないか」ということで。それから何年も問題なく穏やかに過ごしていたそうなんですけど……
大島:ある時、「床下が気になる」と思ったそうで、白アリ業者を頼んだそうなんですね。業者が床下を調べたら、ブルーシートにくるまれた2人分の御遺体が見つかったんです。
島田:2人の遺体!? 集団自殺で亡くなられた方はすぐに運び出されたから違いますよね?
大島:もちろん、その方々ではありません。警察が調べたところ、集団自殺が起きた時よりも以前に遺棄されたようなんです。
島田:えぇ~!
大島:これは私の考えですけど……、その2人を殺害した犯人が良心の呵責に耐えられずに自殺しようと思い、遺棄した後に自殺したのではないかと思います。
島田:新しく住まわれた方は、家を購入されていたんですよね。その後どうされたんですか?
大島:つい先日、近くを通りがかった時に確認したところ、表札は変わっていなかったですね。
島田:じゃあ、そのまま住まわれているんですね。
大島:はい。「安いんだから得じゃないか」ということで購入された物件ですが、こんど売りに出す際には、さらに安くしなければ買い手が付かないと思うんですね。床下を調べるまで、何事もなく穏やかに過ごしていたという事ですから、住むのには問題ないという事だと思います。
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番組情報
芸人であり手相占い師としても多くの著作を世に出す島田秀平がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「島田秀平とオカルトさん!」。
毎回、MC島田秀平だからこそ成立するゲストを招き、地上波ラジオでは掘り下げきれない、ポッドキャストならではのテーマで語り尽くす。
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