江原啓之が勧める「人生を好転させる旅の心得」
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スピチュアリストでオペラ歌手の江原啓之が、黒木瞳がパーソナリティの番組「あさナビ」(ニッポン放送)に出演。旅に出て気を感じることの大切さについて語った。
黒木)今週のゲストはスピチュアリスト・オペラ歌手の江原啓之さんです。
沢山本を出されていますが、今年も小学館から本を出されています。『あなたが輝くオーラの旅 33の法則』という旅をテーマにしたものです。これは人生を好転させる有意義な旅の心得が書いてあるのでしょうか?
江原)そうです。人生自体が旅でしょう。私たちは生まれてきて、やがて帰る。人生に対して俯瞰するには、現世の旅をするといいですね。そうすると、バス停で出会ったおばあちゃんとちょっと会話したということも、人生の出会いです。出会いと別れなどで悲しむよりも、この出会いに感謝し、そこでどんな会話をしたかが重要なのです。それと、旅は1人旅がいい。人と一緒に行くと無駄な会話もしてしまうでしょう。お友達と行ったとしても、そこで少し1人になる時間を持つといいですよね。1人で景色を見て考えることも大事です。
私はよく「海は浄化、山は癒し」と言います。なぜ青春ドラマでも海に行って叫んだりすると皆スカッとするのか。そこには浄化のエナジーがあるのです。そして、土のなかに入っているエナジーたっぷりの食べ物、その土地のものを食べるのです。できれば土から育っているものが良いです。お芋とか、地で取れたものをね。わさびなんかもいいですよ。お水も入っているものを頂く。それがコンニャクになっていたり、お蕎麦になっていてもいいのです。頂くことによって癒される。
あと日本の人たち、世界中そうですが、なぜみんなハワイが好きなのでしょうか。それはハワイにはパワーがあるからです。
黒木)引き寄せられるのですよね。
江原)ハワイに行くと果物を食べて、そのタネをそこにやっただけで生えて来ると言うじゃないですか。お家で植木の緑が育つと黒木さんもおっしゃったでしょう。それはパワーがあるからなのですよ。皆そこへ行くと元気が出る。だからお家で植物が枯れるときには、誰か具合悪くないかな、心が乱れていないかなと感じた方が良い。黒木さんは、ご自身のお家がパワースポットで、ご自身がパワースポットになっているからいいのだけれど、そうやって旅のなかで実感するといいですよ。
黒木)なるほどね。私もちょっと前に熱海に行きましたけれども、海で裸足で歩きましたし、来宮神社や魚屋さんにも行って、魚屋さんとアジは刺身が良いからとか、いろいろ話して来ました。
あるところにいつも行くのですが、あまり気に入ったというようなことを言わない私が、「ここ凄く気が良い」と言って、夫が「珍しいね」ってびっくりしていました。
江原)熱海って気が良いでしょう。
黒木)良いです。
江原)エナジー高いし、昔からそういうところなのです。
江原啓之/スピリチュアリスト・オペラ歌手
■1964年12月22日生まれ。東京都出身。
■幼少の頃から数々の心霊現象を経験。
和光大学人文学部芸術学科を経て國學院大学別科神道専修II類修了。
滝業、修験道の修行を重ね、北澤八幡神社に奉職。神職の資格を得る。
■1989年、スピリチュアリズム研究所を設立。イギリス留学で学んだスピリチュアリズムも取り入れたカウンセリングを開始。
■2001年『幸運を引きよせるスピリチュアル・ブック』がベストセラー。一躍人気作家に。
テレビ・ラジオ・雑誌連載・講演会等でも活躍。2003年6月より『江原啓之 スピリチュアル・トーク』を全国で開催。
その後、美輪明宏氏の提言によって、今までの執筆・雑誌連載・講演などの活動だけにとどまらない癒しの総合芸術家“スピリチュアル・アーティスト”としての活動を開始。
大阪城ホール、日本武道館などでも「癒しの総合エンタテインメント」を展開。
■2011年、一般財団法人日本スピリチュアリズム協会を設立し、代表理事に就任。
[オペラ歌手として…]
■18歳より声楽を学び、武蔵野音楽大学パルナソスエミネンス特修科、声楽専攻を修了。
菊池英美、吉池道子、ヴィットーリオ・テッラノーヴァの諸氏に師事。
■2000年、武蔵野音楽大学特修科修了演奏会では、ヴェルディ、ロッシーニを中心としたプロ グラムで優秀な成績を修め、以後、数々のコンサート、リサイタル、オペラに出演。ハイ・バリトンで輝きのある高音域、そして温かみある豊かな声量で、音楽の分野でも人々に憩いと癒しを届けている。
■今年10月・11月には、江原啓之プロデュース・出演の開運オペラ‼ 第2弾を上演。
歌劇「夕鶴」。埼玉・東京・大阪で上演。(※第1弾は2016年の「ジャンニ・スキッキ」)
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳