7月7日(水)、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」(月~木曜 午後3時30分~)に、話題のNetflixのドラマ『全裸監督』シリーズの原作者である本橋信宏が出演。番組パーソナリティの辛坊治郎との意外な関係を明かした。
ノンフィクション作家の本橋は、AV監督・村西とおるの半生を綴った評伝『全裸監督 村西とおる伝』を2016年に出版。同作は、Netflixで『全裸監督』としてドラマ化され大ヒットを記録した。現在は、その続編である『全裸監督 シーズン2』の全世界独占配信が6月24日(木)からスタートしている。その本橋は、実は辛坊治郎とは高校の同級生の間柄だという。
ヨット太平洋単独無寄港横断に成功し、日本へのヨットでの帰国を目指して航海中の辛坊に代わって、番組では日替わりパーソナリティが出演。この日は助っ人パーソナリティとして吉田尚記アナウンサーが登場し、本橋とトークを繰り広げた。
吉田:川越高校で辛坊治郎さんと同級生でいらした?
本橋:3年が同じクラス。大学も同じ大学で。
吉田:しかも、一緒にアパートを借りていらしたんですね。
本橋:そうそう。彼は入間市じゃないですか。私は所沢で。夜遅くなると西武新宿線は早く終わっちゃうんだよね。で、3畳1間のボロな部屋を借りて、電車に乗り遅れたらそこで寝泊まりしようって。
吉田:共同で借りてらした?
本橋:そうです。
増山さやか(アシスタント):辛坊さんと今の本橋さんと、仲良くしている雰囲気が何となくわからないんですけど。
本橋:あいつ、いないから言っちゃうけどね。けっこう真面目で硬かったの。いつもうつむき加減で、内省的で。クラスで局アナになりそうな人を3人挙げろと言ったら、その3人には絶対に入らないタイプ。
増山:そうですか。
本橋:川越高校は学区内の生徒会長がみんな集合しているような学校で、辛坊はその中でも頭が良かったですね。英語とか数学とか。
吉田:意外にも局アナにならなそうな人が局アナになって……。
本橋:『11PM』で女の裸のコーナーがあって、藤本義一さんが「辛坊君、辛坊君」て新人アナを呼んで、「似たような名前だな」と思って、出たら顔も似ているなと。まさかあの真面目な辛坊が、オッパイに囲まれているわけないしなと思って。でも、どうやらあの辛坊治郎らしいと……。
高校時代の真面目な印象があったため、局アナとしてテレビのちょっとエッチな番組に出演していたことを知り、仰天したという本橋。
また、番組後半では、その辛坊に衛星携帯電話をつないで、本橋が気になっていたことを直撃した。
本橋:高校時代の旧友が聞いてくれって言ってるんだけど、なんでまたチャレンジしたの?再チャレンジってあまりにも失うものが多すぎるって、みんな不思議がってたのよ。
辛坊:どうせ人間死ぬわけだからさ、これを経験して死ぬのと経験しないで死ぬのとでは、やっぱり経験しておいた方がよかったっていうのは、それはあるよね。
本橋:ファンタスティック! そこまで行けるっていうのは凄いよ。尊敬するわ。
増山:本橋さんはひと言で言うと、どんな学生だったんですか。高校時代は?
辛坊:基本はいい加減な奴だよね(笑)。俺は本橋の人生に憧れているんだよね。もう一遍人生を再チャレンジできるなら、本橋の人生を代わって欲しいと思うな。
本橋:(この後の航海は)無理しないで、オーストラリアのシドニーかなんかに寄って、そこで2年ぐらいのんびりして。その後私がこの番組を受け持つから(笑)。
辛坊:本橋、帰ったらさ、村西とおる監督に会わせてよ(笑)。
本橋が「高校で同期会をまたやろうぜという話がありますよ」と話すと、辛坊が「楽しみにしてまーす」と応じるなど、高校時代の同級生ならではの打ち解けたトークを展開した辛坊と本橋だった。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)