悲願の金・上野由岐子が明かす、北京での燃え尽きから東京で目覚めることができた「2つの理由」

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東京2020オリンピック・女子ソフトボールで金メダルを獲得した、日本の絶対的エース・上野由岐子が8月16日、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演、北京大会から13年を経て2大会連続金メダル獲得までの想い、苦労や心の葛藤をたっぷり語った。

【東京五輪2020 ソフトボール女子決勝戦】<アメリカ対日本>勝利の瞬間、ガッツポーズの日本・上野由岐子=横浜スタジアム 撮影日:2021年07月27日 写真提供:産経新聞社

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ニッポン放送 『垣花正 あなたとハッピー!』(月~木曜日 8時~11時30分 生放送)

まず第一声、現在の心境を問われた上野は「ホッとしてる気持ちが大きい。金メダルしかないと思っていたが、やっと思いがつながったオリンピック、そして東京での開催、まわりの期待にプレッシャーの方が大き過ぎて今は本当にホッとしている」と率直に思いを語った。

2008年の北京大会金メダル獲得から13年間経て、当時活躍していた野球選手が引退している中、現役を続けてきて多くの期待をどう捉えているかと聞かれると「オリンピックが始まるまでは、この舞台に立たせてもらえること自体が神様からの最後のプレゼントだと思っていた。ただ、自分はその器を持っているのか、腹をくくるのに時間がかかったがどうせやるなら金メダルを獲りたい、そういう思いだった」と大会前の気持ちを語った。

さらにその気持ちへのきっかけを聞かれると、「北京の金メダルで目標が達成して、ソフトボール人生が一度完結していた。またあの苦しい思いをしてオリンピックに私は臨めるのか、目指すべきかが一番の葛藤だった」と掘り下げた。そして、前に進めた理由を2つ挙げ、「1つ目は恩師の宇津木麗華代表監督に恩返ししたい、一緒に金メダルをとりたいと思った。2つ目は、2019年ピッチャー返しの打球を受けて骨折した顎の大けがの時、神様からのサインのような気がした。『ウジウジしてないで腹をくくれ!』と神様からのサインのような気がして、目を覚ますことができた」と当時の様子を語った。

また、連戦が続いたことについては「大変でした。若いときと違い、寝たら元気になる身体でない。20代はチカラで抑えられる体力も気力もあった、投げれば投げるほど調子が良くなる、そういう若さがあった。今はピッチングスタイルを変え、いかに余力を残すか、今の方が交わし方がうまくなったと思う。調子の良し悪しにピッチングが左右されなくなった」と自身の現状を語った。大会中のエピソードについては「決勝の7回が一番良いピッチングだった。途中交代だったが、決して調子が悪かったわけではなく、最後まで投げさせてほしかったというのが本心」と振り返った。

上野由岐子選手

上野由岐子選手

そして大会を終えての気持ちを聞かれると「色々なことをプラスに考えられるようになった。北京大会のときのように燃え尽き症候群にはならないような楽しさを経験することができた。投げることが楽しいと、ここ数年にはなかった気持ちだった」と話し、今後の選手生活にも活かしていきたいと語った。

悲願の金・上野由岐子が明かす、北京での燃え尽きから東京で目覚めることができた「2つの理由」

<番組概要>
■番組タイトル:ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』
■放送日時:8月16日(月)午前8時~11時30分
■パーソナリティ:垣花正
■アシスタント:那須恵理子
■番組メールアドレス:happy@1242.com
■番組ハッシュタグ:#happy1242

◆この番組は、radikoのタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことができる。
https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20210816080000

★『垣花正 あなたとハッピー!』には、メダリストが連日登場
8月17日(火) ウルフ・アロン 選手【柔道男子100kg級】
8月18日(水) トム・ホーバスヘッドコーチ【バスケットボール女子日本代表】
8月19日(木) 村上 茉愛 選手【体操女子】

番組情報

垣花正あなたとハッピー!

FM93/AM1242ニッポン放送 月~木 8:00~11:30

番組HP

ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!

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