東京2020オリンピックの閉会式が8月8日夜、国立競技場で開催され、17日間の熱戦が幕を閉じた。野球、ソフトボールなどの競技を取材し、閉会式も取材した、夕刊フジ運動部・山戸英州記者が8月9日のニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演し、閉会式についてレポートした。
飯田浩司アナウンサー)閉会式も取材されたのですよね。どうでした。
山戸)そうなんですよ。8時から始まりましてね、ただ、報道陣の数は開会式と比べると大分少なかったですね。1階のいちばん前の席はほとんど埋まっておりましたけれども、私は4階のいちばん最上階のスタンドで式の模様を見ていたのですが、やはり埋まっていなかったですね。
飯田)そうですか。リラックスした雰囲気で、笑顔とかがたくさん見ることができたなという感じを、テレビ中継見ていると思いましたが、現場の雰囲気はどうでしたか。
山戸)(式の時間は)2時間15分くらいですが、中盤ぐらい、9時半を回ったあたりから、よく見ていると気が付いたのが、式の合間に暗転してぱっとまた明るくなると、(いたはずの)選手団の人たちがいないんですよ。けっこう途中で帰られた方がいた感じでした。これは見ていてもすごくわかりましたし、橋本会長やバッハ会長のスピーチがありましたが、特にこの直前くらいになると、けっこうその(途中退出した)数が目に見えて増えたなというのはよくわかりました。
飯田)なるほど。ある意味アトラクションまで見て、そろそろ帰るか、みたいな感じもあったわけですかね。
山戸)式が終わって、僕も帰ろうと思って(通路を)通っていたのですが、グラウンドに降りることができたのです。その時間だけ開放されていまして、実際にスピーチされた台とか、宝塚歌劇団が君が代を斉唱していた台とか、フィールドウォークではありませんけれども、メディアの方、それからボランティアなどオリンピックを支えられた方がたくさんおられたので、そういう方たちがあのあたりで記念撮影したりとか、余韻を楽しむというようなシーンもありました。自分も実際に(フィールドに)立ってみると、そこまで人はいませんでしたけれども、やはり6万人くらいが入るスタジアムだなと“圧”を感じましたよ。
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