黒木瞳が疑問を持つ 映画『鳩の撃退法』の冒頭シーン

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黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(8月24日放送)に映画監督・映像ディレクターのタカハタ秀太が出演。映画『鳩の撃退法』の見どころについて語った。

『鳩の撃退法』

『鳩の撃退法』

黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。8月23日(月)~8月27日(金)のゲストは映画監督・映像ディレクターのタカハタ秀太。2日目は、公開中の映画『鳩の撃退法』の見どころについて---

黒木)タカハタ監督の最新作、『鳩の撃退法』が劇場公開中です。この映画についてお話ください。

タカハタ)見どころはさまざまだと思いますね。「まあまあ、面白いじゃん、『鳩の撃退法』」と思っていただけた方がいらっしゃいましたら、面白かったポイントをこの映画の見どころとしてぜひ、ご家族、友人、知人、職場の皆さま方に声を大にしてお伝えいただければ幸いでございます。

黒木)この鳩が「何か」なのですよね。これはネタバレだから言わない方がいいのでしょう。

タカハタ)いや、いいのですよ、ネタバレ。この映画の宣伝部の仕掛けとしては「ネタバレOK」なのだそうです。完成披露試写会をやったのですが、「観た方はネタバレをどんどんアップしてください」ということを、どういう宣伝の意図があって言っているのかわからないですけれども、言っていました。結末がもともとない話ですから、犯人は誰だとかはないわけですよ。だけど、最終的に「こういうことだったのか」とすっきりと劇場をあとにできるかなというようなことになったと私は思っているのです。

黒木)ラストシーンでね。少しネタバレを知っていた方がわかりやすいかも知れないですよね。

タカハタ)だから、いまパンフレットには「謎解きエンター〈転〉メント」となっているけれどもね。

黒木)「謎解きエンター〈転〉メント」となっているのですよね。

タカハタ)これはミステリーなのかサスペンスなのか、ラブストーリーなのかと考えたときに、「いやいや」、と言って宣伝部さんが考えたジャンルらしいのです。「謎解きエンター〈転〉メント」。

黒木)そういうことなのですか。

『鳩の撃退法』

『鳩の撃退法』

タカハタ)ある脚本家さんが言っていましたけれど、「これは富山を舞台にしたローカルノワールアンドミステリーで、深夜のコーヒーショップから始まる藤原竜也と風間俊介の“ロンググッドバイ”なのだ」と。

黒木)グッドバイ。最初に車のなかに2人いて、バックショットになって、そのまま「ヒューッ」と行くロングショット。あれはどのようにして撮ったのですか?

タカハタ)あれはあのままです。車のなかにカメラがいて、そのままガラスを割ってウーッと。

黒木)また、何でガラスを割れるのよ(笑)。どこでVFXで。

タカハタ)「あれはどうやって撮ったの」と言われることは、私はすごく嬉しいです。そう言われたいがために冒頭にあのシーンをつくったので。

黒木)その狙いは感じましたけれども、「どうやって撮ったのだろう」とすごく思いました。というのと、初っ端から「いささか」という言葉が出るでしょう。物語と関係ないのですが、ああいうところが「タカハタ監督だな」と思ってしまいます。

タカハタ)あれは原作の佐藤正午先生のテイストなのです。

黒木)そうなのですか。私は、あれはタカハタワールドだと思いました。

タカハタ)完全に佐藤正午先生です。

黒木)そうなのですね。

タカハタ秀太(たかはた・ひでた)/ 映画監督・映像ディレクター

■1962年・富山県出身。青山学院大学法学部中退。
■伝説のバラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でディレクターデビュー。その後、『ASAYAN』『SmaSTATION!!』『チョナン・カン』など数々の番組を担当。ミュージックビデオ・CM・ドキュメンタリーなどさまざまな映像制作を手掛け、黒木瞳主演のドラマシリーズ『黒い十人の黒木瞳』では脚本・演出を担当。ドラマ『赤めだか』ではギャラクシー賞のほか、ドラマ界の賞を総なめにした。
■映画では2004年公開の『ホテルビーナス』でモスクワ国際映画祭コンペティション・パースペクティブ(新人監督部門)最優秀作品賞を受賞するなど、数々の作品を監督。
■最新作は藤原竜也主演作の『鳩の撃退法』(8月27日より公開中)。直木賞作家・佐藤正午の同名小説が原作。ある天才小説家が書いている新作小説が、小説と現実、そして過去と現在を目まぐるしく交差して行く予測不能の話題作。

番組情報

ENEOSプレゼンツ あさナビ

毎週月曜〜金曜 6:43 - 6:49

番組HP

毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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