9月12日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。6月に開催したステージイベント『ようこそ妄想営業部へ♥Season3』でMCを務めた吉田が、同イベントの出演者である声優・寺島惇太とともに、そのときの様子について語った。
番組内では、コーナー『サポーターズVR by アニマックス』を展開。アニマックスは、最新のヒットアニメから不朽の名作アニメまで、幅広い世代が楽しめるアニメ専門チャンネルで、声優の魅力に迫るインタビュー番組や声優ライブの独占生放送などのオリジナル番組も多数。動画配信サービス『アニマックス プレミアムVOD』では、人気声優のオリジナル番組や生配信、ANIMAX MUSIXのアニソンイベントなどのオリジナル番組を視聴することもできる。
このコーナーでは、毎回『ようこそ妄想営業部へ』を特集。この『ようこそ妄想営業部へ』は、架空の商社・イケボ商事を舞台に、スーツを着た人気男性声優たちが繰り広げる、視聴者参加型の即興ドラマバラエティで、現在『アニマックスプレミアムVOD』でしか見られない“部署別”のプロローグドラマが配信中となっている。
先日行われたイベント『ようこそ妄想営業部へ♥Season3』には、伊東健人、西山宏太朗、駒田航、榊原優希、寺島惇太、八代拓、石谷春貴、濱健人、神尾晋一郎、仲村宗悟という、人気男性声優総勢10名がスーツを着て集結。披露する寸劇の方向性をその場で観客が決めるという、アドリブで進行するステージとして展開した。今回はその声優陣の中から、劇中で経理部に所属する寺島ジュンタ役・寺島惇太がゲストに登場し、MCを務めた吉田とともにイベント当日の様子を振り返った。
吉田:この企画に参加するにあたって、事前にどれくらい説明があったんですか?
寺島:「いつも皆さんが楽屋とかでワイワイやっている感じで、そこにちょっと“キュン”の要素を加えていただければ……」的な感じだったんですよ。
吉田:嘘ではないですね。嘘ではないけど、全てではないですね(笑)当日はアドリブ劇がいっぱい行われたんですが、その本数17本。
寺島:そんなにやりました!?フルボリュームですね。
吉田:多分寺島さんは、リハーサル辺りで「あれ?これまずいんじゃねーの?」って思ったのではないかと(私は)推察しましたが、どうでしょう?
寺島:そうですね、(通常は)リハーサルって本番で(同じように)やる想定で立ち位置とかだけ確認して、「このきっかけで喋ってください」とかの確認だけやるんですけど。でも、リハーサルから「本番と同じ感じでひとボケお願いします」みたいな空気に全員がなって。
吉田:あれ、おかしいですよね?(笑)
寺島:おかしいですよね。あそこでやる必要ないんですよ。でも誰かが発車しちゃったから、もう後に続くしかないみたいな感じになって。リハなんでスタッフさんもまだ笑う態勢になってないので、パラパラパラみたいな拍手がまばらに起きるみたいな状況になって……あそこがまず第1の、“心折れポイント”でしたね(笑)
吉田:あ、心折れかけた?
寺島:心折れかけましたし、これ本番大丈夫かな?と思いました。
リハーサル時から本番を想定したボケをやることになり、心が折れかけたという寺島。その甲斐もあってか大盛り上がりとなったこのイベントは、現在アーカイブが『アニマックスプレミアムVOD』で配信中となっている。
また、この後には、リスナーから募集した妄想セリフに、吉田が演出を付けてキャストに言ってもらうという企画『夜の妄想個人レッスン』も展開し、寺島が“イケボ”を披露した。寺島は次週も引き続き、番組に登場する。
番組情報
ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!