10月20日（水）深夜、乃木坂46で2期生の新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週水曜25時～27時）に同じく2期生で、グループからの卒業を控える寺田蘭世が生出演した。

乃木坂46 寺田蘭世、新内眞衣

寺田のWikipediaを完璧に仕上げて送り出そう、という趣旨でこの日は「卒業前に寺田蘭世のWikipediaを一晩で完璧にしよう大作戦」と題した企画を実施。番組リスナーから、今Wikipediaに書かれている寺田の情報や、追加してほしいことを募集し、寺田が直々に回答。改めて、自分の生い立ちやプロフィール、乃木坂46での思い出を語る中、オーディションでは披露できるような特技が無く、周囲のレベルの高さに驚いていたと明かした。

新内：＜メール＞「愛称」について「らんらん」「らんぜ」となっていますが、このままでいいですか？

寺田：ずっとそのままで。そんなに嫌じゃないんだよね。私、名前が珍しいから今まであだ名をもらったことがなかったの。でも、私たち2期生のお披露目って、1期生の先輩達の舞台『16人のプリンシパル duex』の合間にあったじゃん？

新内：そうだね。

寺田：名前が珍しいから「寺田蘭世です」が1回で伝わる事って絶対にないのね。で、「それは問題だ」ってことで、みんながあだ名を考えてくれたんだよね。

新内：そうだったっけ！？

寺田：レッスンルームでそういう話になったの。私もあだ名ってちょっと羨ましいなって思っていたから、「みんなが決めて。そうしたら暫くはそれを使う」って感じになって、その当時いた、早めに卒業しちゃったお姉さんメンバーが中心になって言ってくれて。「らんらん」って決めてくれた。

新内：そうだったんだ！

寺田：だから個人的には大事にしている。

新内：じゃあこのエピソードはWikipediaに付け加えた方がいいんじゃないですか？

寺田：うん、それはうれしい！

---

新内：＜メール＞「身長155センチ」とWikipediaに書かれていますが、今も身長は変わっていませんか？

寺田：いや、今年測ったら156ぐらいあった気がするんだよね。

新内：156は確実なんですか？

寺田：だった気がする、健康診断が春くらいにあったからちょっと自信がないんだけど、『伸びた！』って思ってうれしかったんだよね。

新内：じゃあ156にしておきます？ どうせだったら156に……（笑）

寺田：そうだね（笑）

画像を見る（全2枚） 乃木坂46 寺田蘭世、新内眞衣

新内：＜メール＞「運動が苦手である一方フラフープを特技としている」、これは間違いないですか？

寺田：間違いないです。

新内：未だにフラフープやってます？

寺田：やってないけど、何年かに1回ぐらい「フラフープやりませんか？」みたいな企画がちょいちょいあって、触れる機会があったんだけど。でも別に特技でもないんだよね。特技はオーディションの時から無くて。なんか、受かってから「無理矢理付けといたら？」みたいに言われて。

新内：特に初期の頃は特技を聞かれることも多かったからね。

寺田：でも「特技は特に無いです」って言うことに誇りを持っているイズムもあって（笑）

新内：じゃあ「特技が無いことに誇りを持っている寺田蘭世」にWikipediaを書き直しておきましょうかね？

寺田：そうそう、それが私のメンタルが一番伝わるかも。

新内：確かに、伝わる。人となりが分かる。

寺田：オーディションの時、みんな凄くなかった！？「ピアノを弾きながら何々をします」とか、新体操とか。『おおーっ……』と思って。その中で私は「特技は特に無いです」って言って、『特、特、特って、「特」ばっかり言って、自分おもろいなー』って思っていた（笑）

新内：私も結構、特技がない人で……。

寺田：ちゃんと素直に「特技は無いです」って言ってた？

新内：「すいません、無いです」って言ってた。でも、オーディションで20歳を超えている子が本当に少なかったから、それで私は差別化できていた気がする。

寺田：確かに平均年齢が若かったよね。私の代の14歳が一番多かったよ。オーディション中は中学2年生だったかな。

新内：私も特技があったら良かったんだけどね。

寺田：いや、いいんだよ。これで良かったんだよ

---

新内：＜メール＞「握手会ではファンの眼球を採点する眼球占いが人気である」と書かれていますが、今でもそうですか？

新内：……眼球占いって何？

寺田：私が眼球フェチで。瞳って人それぞれじゃん？ 目の色って人それぞれ違うじゃん？

新内：そうね。

寺田：白目の部分の澄み具合とか、色も違うし。卒業した（中田）花奈さんはすごく薄い色だし、カラコンを入れているみたいに真っ黒の人もいるし、面白いなーと思って。いつの間にか他の番組でこれが企画化されて、「眼球の点数をつけて」みたいになったんだよね。

新内：蘭世の好みで点数をつける感じ？

寺田：そうそう！ ただただ、好みかどうかってだけなんだけどね。

新内：じゃあ「1点」って人もいるの？

寺田：ぜんぜんいる（笑）

新内：じゃあ「眼球占いは今もやっている」ということでいいのかな？

寺田：うん。ぜんぜんやっています。

---

新内：＜メール＞雑誌で「小学生の頃にタイタニックを見て泣いてしまったところを両親に見られたくなくて、冷蔵庫に頭をぶつけて泣いた」という記事を見たんですが、これはWikipedia に載せなくていいですか？

寺田：これは、小学生ではなくて幼稚園の時のエピソードね。

新内：かわいいエピソード、ほっこりエピソードだね（笑）

寺田：そう？ じゃあ、おまけみたいな感じで載せてもらえれば……。これは自分でも覚えてる。

新内：めっちゃかわいいエピソードだから、Wikipediaに載せましょう。これは私のお勧めです！

また、この日が乃木坂46の寺田蘭世としては最後の「オールナイトニッポン」への出演だったことから、番組への思いも吐露。夜更かしをするタイプで、番組をよく聞いていたことを明かすと、新内が「そうだよね！ 結構聞いてくれていたよね。『聞いていたよ！』って言ってくれていたイメージがある」とうれしそうに反応。

乃木坂46 寺田蘭世、新内眞衣

グループ加入前から「オールナイトニッポン」を聞いており、加入したばかりの中学生、高校生の頃は年齢の関係で深夜ラジオに出られなかった残念な経験もしたことから、「こんな何回も出られて、なんか不思議な感じ！ でもここに来られないって思うとちょっと寂しい」としみじみ。卒業後も番組に遊びに来たいと語った。