“ゴミ清掃員芸人”が語る恐怖の実体験「生きたネズミ」「缶・ビン」も可燃ごみ 「何でそんなことをするのかな?」

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ゴミ清掃員としても働くお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が、12月12日(日)に放送された、女優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時~14時30分)に出演。ゴミ収集現場で見たあり得ない光景、ヒヤリとした経験を語った。

“ゴミ清掃員芸人”が語る恐怖の実体験「生きたネズミ」「缶・ビン」も可燃ごみ 「何でそんなことをするのかな?」

滝沢は芸人としては23年、ゴミ清掃員として9年働いており、その体験を綴ったエッセイ『このゴミは収集できません』(白夜書房)はベストセラーとなった。自身がゴミ清掃員となってから、ゴミの分別ができない人の多さ、あり得ないモノを捨てる人の多さに衝撃を受けたという。

戸田:ゴミの収集はどんな大変なことがありますか?

滝沢:『分別してない人が世の中にこんなにいるんだ!』って思いましたね。

戸田:ちょっと信じられないですね。

滝沢:僕もゴミ清掃員になる前から、ある程度の分別はやっていたんです。でも世の中には、ビン、缶を可燃ゴミに入れちゃう人が結構いて。やっぱり分別されていないと、袋を開けて取り出さないといけないんです。これがなかなか、結構大変だったりするんですよね。

戸田:ちょっと、本当に信じられないですけど……。

滝沢:信じられないことと言えば、袋を縛らずにゴミを出す人が世の中にいっぱいいるんですよ。

戸田:ええっ!?

滝沢:ゴミ清掃員はテンポよくゴミを投げ入れたりしているんですが、あれくらいテンポよくやらないと仕事が終わらないんです。でも、袋を縛っていないゴミがあるとばら撒いてしまうんです。バサーって。それを拾ったりするのが結構大変なんですよね。

戸田:私が気をつけていることはそんなにないんですけれど、ちょっときれいにして捨てるとか、危ない物はクルクルっと包んで捨てるとか。私がやれているのはその2つくらいなのですが。

滝沢:それだけでも十分だと思います。それはもう“美人ゴミ”ですよ! 僕は“美人ゴミ”と名付けて言っているんですけど。

戸田:本当ですか?(笑)

滝沢:他にも、生ゴミの80%ぐらいが水分なので、ギュッと1回絞るだけでぜんぜん違うし、臭いも取れます。

戸田:ゴミ清掃員の仕事で怖かったとか、変わった経験はありますか?

滝沢:いっぱいあるんですけど、味噌汁をそのまま、液体のまま捨てる人とか。『何でそんなことをするのかな?』と、普通に疑問で。『自分が嫌じゃないのかな?』って思います。

戸田:うーん。

滝沢:危ないものといえば、ネズミが中に入っているとか。やっぱりネズミに噛まれた友達がいます。

戸田:えっ……! ちょっと、想像を絶しました。

滝沢:もっと軽い話が良かったですかね?(笑)

想像以上に酷いゴミ収集現場の実態を聞き、戸田も思わず絶句。あらゆるゴミの対応をしてきた滝沢も、さすがに生きたネズミの処理には悩んだそうで「清掃車の回転板、あのボタンを押すかどうかすごい迷いますよね。こんなところを僕が選択しないといけないの!? って」と苦笑いで回想。これを聞いて戸田は「ご苦労様です、本当に頭が下がります」と労った。

また番組エンディングでは、三菱電機の会員制サイト「CLUB MITSUBISHI ELECTRIC」を紹介。同サイトでは1回の買い物で4日分を賄える簡単で便利な献立を紹介しているので、食品を無駄なく使ったり、家庭のゴミを減らしたりするヒントにも繋がるかもしれない。

番組情報

戸田恵子 オトナクオリティ

毎週日曜 14:00-14:30

番組HP

女優・戸田恵子が大人のクオリティ・オブ・ライフ(上質で豊な生活)をエンジョイするための「人・モノ・コト」にフォーカスする番組です。
大人の会話が弾むプチトリビア、大人が生活に取り入れたくなる情報をお届けする30分。ぜひお付き合いください。

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