1月4日(火)深夜、コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる音楽ユニット・YOASOBIがパーソナリティを務めるラジオ番組「YOASOBIのオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週火曜24時~24時58分)が放送。12月31日の大みそかに東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われた「第72回NHK紅白歌合戦」を振り返った。
企画コーナー「YOASOBI with ミドリーズ」では、小学生ユニット・ミドリーズと共演し、『ツバメ』を披露。YOASOBIの歌唱では『群青』を披露。ikuraが一人でエスカレーターを降りながら歌って登場し、降りた先にはAyaseやオーケストラ、ダンサー達がスタンバイしており、大勢に囲まれながら力強い歌声を届けた。
Ayase:東京国際フォーラムのガラス棟からパフォーマンスをしたんですけど、ikuraはエスカレーターから降りてね。
ikura:聞くところによると、「#エスカレーター」がトレンドに入ったらしいよ。
Ayase:マジで!?(笑)。スタッフさんもね「今までいろいろな紅白を演出してきたけど、エスカレーターを下りながら歌って登場するのは初じゃないかな」って話をしていて。ikuraちゃんも緊張したと思うんだけど……。僕は2年前の紅白で緊張のメーターがおかしくなってさ。中継先から『夜に駆ける』を披露したんだけど、あの時は緊張がエグすぎて、終わってから号泣しちゃうぐらいで。あそこでキャパオーバーして、俺の中の緊張メーターがぶち壊れて、それ以来いろんなことに緊張しなくなったのよ。
ikura:そうなんだ!
Ayase:もちろん、武道館ライブとかはいい緊張感はあったけどね。
ikura:コントロールできないような緊張は無くなったんだ。
Ayase:だから今回の紅白は、程よい、ワクワクのいい緊張感はあったけど、唯一ちょっと緊張したのが……あなたがエスカレーターで降りる時に踏み外さないか、本当に緊張して! ずっと!
ikura:あははは(笑)
Ayase:リハーサルを何回もやっていたから、大丈夫って信頼はしていた。ただ、こういう生放送って魔物が住んでいるじゃない?
ikura:本番の魔物がね。
Ayase:だから、ヒールがカツッとなって転ぶとか、服が引っかかるとか、あるかもしれないじゃん? もう、怖くて! あなたがエスカレーターで降りて来た時、俺は別の所でキーボードを弾いていたけど、ずっとチラチラ見ながら『大丈夫かな?』と思って。
ikura:Ayaseパパ(笑)
Ayase:そこだけは唯一緊張してた。
ikura:私もあそこは割と緊張していて。ちゃんと行ける所まで行っていないと、ダンサーさん達の波に巻き込まれてしまうから、実は私、猛ダッシュしていて。確かに、緊張したな……。
Ayase:本当に絶対にいいものを出せるって自信があるからこそ、それを100%以上の力で発揮できるか? ということの緊張はあったよね。
今回の紅白歌合戦で唯一緊張したのは、ikuraがエスカレーターを降りながら登場するシーンだったというAyase。ikuraがエスカレーターで転ばないだろうかと、本気で心配していたと語った。
この他にも、ミドリーズとの交流や、ikuraが緊張感漂うリハーサル会場を和ませたときのこと、間近で見た福山雅治の感想など、紅白の裏話をたっぷりと振り返った。
番組情報
コンポーザーのAyaseと、ボーカルのikuraによるクリエイターユニット。昨年は大ヒット曲『夜に駆ける』で紅白歌合戦にも出演したYOASOBIが火曜日のパーソナリティを担当します。Ayaseがアレンジした、『Bitter Sweet Samba -Ayase Remix-』が、番組のオープニングテーマとしてオールナイトニッポンXの全曜日で流れます!
また、番組はバーティカルシアターアプリ「smash.」でも映像付きで楽しむことができます。音声でも映像でもお楽しみください!