眠りの専門家が語る、あれこれ試しても“よく眠れない人”へのアドバイス

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東京足立病院の院長で、日本大学医学部の客員教授でもある内山真先生が、2月6日(日)に放送された、女優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時~14時30分)に出演。長年、睡眠を研究する 眠りの専門家でもある内山先生に、快眠のためのアドバイスを聞いた。

眠りの専門家が語る、あれこれ試しても“よく眠れない人”へのアドバイス

睡眠のメカニズムや快眠アドバイスを聞く中で、とにかく“心地よさ”を大事にしてほしいという内山先生。よく眠れていない人は、「睡眠のために~をしなくちゃ!」「もっと良くなる方法は?」とあれこれ情報を漁って神経質にならず、室温・明るさ・湿度といったものも、自分の好みを見つけてほしいと語った。

戸田:快眠を導くためには寝るための環境を整えることも大切だそうですね。寝室で整えることってどんなことがありますか?

内山:やっぱり「心地よくする」ということの一つにつきますね。好みってありますよね?

戸田:はい。

内山:室温は何度にすればいいか? とかよく言われますけど、室温を直接感じるのは顔だけです。しかも、掛け布団は厚いものが好きな人もいれば、薄い方が好きな人もいるし。パジャマも好みがあります。

戸田:うん、うん。

内山:だから、数字というよりも心地よさが大事で。「~がいいから、~をしなくちゃ」ということより、自分が心地よい感じにしてほしいです。心地よさというのは、実は人間が生き延びるために獲得してきた一番大切な機能なんです。それが一番健康にいいし、休むのにもいいし、一番のポイントになると思います。

戸田:「心地よさ」ということですね。あと、寝る時に適した部屋の明るさってあるんですか?

内山:これも、あまり明るくなければ、どれくらいでもいいんですよ。

戸田:ああ、そうなんですね?

内山:「豆電球がついていると眠れない」という人もいますが目をつぶっていると、光って達しないんですよ、そんなに。私達は眩しかったら顔を横に向けますから。そうやって自然に調節ができるようになっているので、そんなに考えなくてもいいかなと。

戸田:真っ暗じゃないといけない、ということではないんですね。

内山:そうですね。

戸田:それから、寝室の理想の湿度はあるのでしょうか?

内山:これもやはり、心地よさが基本になると思います。ただ、快適な温度をよく聞かれますが、湿度は盲点になりやすいんです。あんまり乾燥していると喉がやられたり、肌がカサカサになるので、湿度のコントロールは大切かなと思います。

また番組エンディングでは、快眠をアシストしてくれるアイテムとして三菱電機のパーソナル保湿機「快眠空間スチーマー SH-GSX8」をピックアップ。部屋全体ではなく、ピンポイントに顔の周辺を保湿できるその機能から、「顔周辺の潤いを一晩中キープできるのも優れもの」と紹介した。

番組情報

戸田恵子 オトナクオリティ

毎週日曜 14:00-14:30

番組HP

女優・戸田恵子が大人のクオリティ・オブ・ライフ(上質で豊な生活)をエンジョイするための「人・モノ・コト」にフォーカスする番組です。
大人の会話が弾むプチトリビア、大人が生活に取り入れたくなる情報をお届けする30分。ぜひお付き合いください。

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