手拍子が高まり空間を支配していた坂本花織「4年間の苦労が報われた」 女子フィギュア銅メダル獲得

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(2月18日放送)内の「北京 TODAY’S REPORT」に、現地(北京)からニッポン放送・洗川雄司アナウンサーが出演。2月17日、フィギュアスケート女子フリーで3位となった坂本花織選手について、本人のインタビューを交えて解説した。

【北京五輪2022】<フィギュアスケート 女子FS フリースケーティング>坂本花織のフリースケーティングの演技=2022年2月17日、首都体育館 写真提供:産経新聞社

坂本花織、銅メダル ~バンクーバー五輪の浅田真央以来のメダル獲得

北京冬季五輪第14日の2月17日、フィギュアスケート女子フリーが終了し、坂本花織(シスメックス)が銅メダルに輝いた。フィギュア女子のメダル獲得は2010年バンクーバー大会での浅田真央の「銀」以来となる。

新行市佳アナウンサー)2月17日はメダルラッシュでした。スピードスケート女子1000メートルの髙木美帆選手が金メダル、ノルディックスキー複合男子団体が銅メダル、そしてフィギュアスケート女子シングルで銅メダルを獲得しました。まずは銅メダルを獲得した坂本花織選手のインタビューの模様をお聞きください。

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坂本花織選手)びっくりしすぎて、最初、点数を見ても3位と認識できなくて、あとあと気付いたら、もうなんかびっくりしかないし、嬉しい以外に言葉が出ないです。

インタビュアー)セレモニーの前、かなり涙を流しているように見えました。中野コーチとやりとりがありましたか?

坂本花織選手)「しっかり神様が見てくれたね」と言われて、これまで以上に先生と強いハグをしました。本当にいろいろ悔しい思いもたくさんして来た4年間の集大成というか、いままで頑張って来たことが報われてすごく嬉しいです。

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ロシア・ワリエワ選手は4位

洗川)伊藤みどりさん、荒川静香さん、そしてあのバンクーバーオリンピックの浅田真央さん以来、日本女子フィギュア界4人目のオリンピックメダリストということになりました。

新行)そうですね。

洗川)紫の衣装で登場した坂本選手でしたが、ロシア勢が上位を固めるなか、難度の高い4回転などの回転数を上げるようなジャンプではなく、1つひとつのジャンプを確実に見せ、ノーミスの演技ということになりました。

新行)素晴らしかったですね。

洗川)対照的だったのが、期待されたロシアのワリエワ選手ですけれども、ドーピング問題に揺れた結果、フリーでは2度の大きな転倒があって4位となり、メダルを逃しました。演技後には顔を覆って泣きじゃくる姿がありました。この辺りは明暗が分かれましたね。

プログラムの要素を丁寧にやり通した

新行)会場の雰囲気はいかがでしたか?

洗川)坂本選手の演技では、最後の方になるにつれて手拍子が高まり、空間を支配しているようなところもありました。坂本選手は「大技が自分にないのはハンデである」と言っていて、「そのなかで戦い抜くにはプログラムの要素の1つひとつを丁寧にやることだ」とも言っていました。「どの試合でもやり通すのは難しいけれど、練習も含めて諦めずにやって来てよかった」と振り返っていました。

新行)会見で坂本選手に「ワリエワ選手のドーピングについてどう思うか?」と質問される場面もありましたよね。坂本選手もプレッシャーを抱えているので、どうか競技に集中させてあげて欲しいと思いました。この状況下でも、しっかりと自分の演技をするのは本当に素晴らしいですし、かっこいいなと思いました。

洗川)平昌での個人戦6位というところから、この4年間、苦しいこともたくさんありました。そんななかで積み上げて来た成果が出たということで、69歳の中野園子コーチへの感謝の思いも溢れていました。

新行)樋口新葉選手と河辺愛菜選手も素晴らしかったですよね。

洗川)そうですね。5位に入った樋口選手と抱き合うシーンも印象的でした。

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