2月22日(火)深夜、コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる音楽ユニット・YOASOBIがパーソナリティを務めるラジオ番組「YOASOBIのオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週火曜24時~24時58分)が放送。ヴォーカリストの鈴木雅之がゲストとして生出演した。
鈴木はソロデビュー35周年記念カバーベストアルバム『DISCOVER JAPAN DX』で、YOASOBIの『怪物』をカバー。また、昨年末の「第72回NHK紅白歌合戦」ではYOASOBIが歌う『ツバメ』で共演し、その後のSNSでもスリーショット写真がアップされていた。
ラジオでは今回が初共演となった2組。カバー曲『怪物』やYOASOBIへの思いを鈴木が熱弁したが、番組終盤には、ikuraが鈴木へ、有観客ライブでのアドバイスを聞いた。
Ayase:マーチンさん(鈴木)に聞きたいことはありますか? なかなか聞く機会もないと思うので。
ikura:あの、私たちは去年2021年12月、YOASOBIとして初めて有観客ライブをして。それが本当に初めての有観客だったので、まだまだライブというステージでは新米というか。そこがスタートで。
鈴木:うん、うん、そうだね。
ikura:今まで数々のステージを経験されてきて、お客さんを前にした時の心構えや、どんな気持ちでライブに臨まれているのか聞きたくて。
鈴木:音楽は同じ曲を歌っても、同じ気持ちで歌っていない。必ず毎回、その時の思いで届けるから、決して同じになっていないんだよね。
ikura:はい。
鈴木:ましてやそこにオーディエンスがいて。2人はさ、初めてのステージが武道館だよね?
Ayase:そうですね。
鈴木:ファンキーだよね!
Ayase・ikura:あははは(笑)
鈴木:ものすごいと思う。それって魔物だよね。みんな、ライブハウスから徐々にグレードアップして辿り着くのが武道館で。YOASOBIの2人は最初に魔物に挑戦しちゃったんだと思うんだけど、それをどう味方に付けて行けるかっていうのは、自分達がどれだけ愛情があるかの裏返しだと思うのね。
ikura:はい。
鈴木:2人の音楽は間違いなくラブソングだから、その愛のメッセージみたいなものは必ず届くと信じながら歌っていけば、これからもずーっと2人の音楽は、永遠にみんなにキャッチしてもらえるんじゃないかな。
Ayase:……永久保存版ですね。
ikura:わぁ……。
またこの後、鈴木が同じくシンガーであるikuraに、喉ケアの大切さも助言。「いつまでもずっと歌い続けてほしいので、喉のケアだけはしっかりして頑張ってほしい」と語ると、ikuraが「ありがとうございます、道しるべみたいなものを頂けて、これからも頑張っていけるエネルギーを頂きました」と、大先輩からの温かいメッセージに感激していた。
番組情報
コンポーザーのAyaseと、ボーカルのikuraによるクリエイターユニット。昨年は大ヒット曲『夜に駆ける』で紅白歌合戦にも出演したYOASOBIが火曜日のパーソナリティを担当します。Ayaseがアレンジした、『Bitter Sweet Samba -Ayase Remix-』が、番組のオープニングテーマとしてオールナイトニッポンXの全曜日で流れます!
また、番組はバーティカルシアターアプリ「smash.」でも映像付きで楽しむことができます。音声でも映像でもお楽しみください!