キャスターの辛坊治郎が5月18日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。山口県阿武町の4630万円誤送金問題で返還を拒む男性側の弁護士の「本人は少しずつでも返したいと言っている」発言に疑念を呈した。
山口県阿武町が24歳の男性に給付金4630万円を誤送金した問題で返還を拒んでいた男性の代理人を務める弁護士は18日、男性が金を使ったことを謝罪し、返還の意向を示していることを明らかにした。男性は少しずつでも返していきたいと話しているという。
辛坊)大体弁護士が言うことはどのくらい信用していいのだろうかということはよくあります。本人が出てきてしゃべっているのと違い、弁護士というのはお金をもらって依頼人の利益のために働くものですから依頼人の印象少しでも良くしようと思いますよね。たぶん今いろんな意味で炎上状態になっていますから本人が少しずつでも返していきたい、今はないそでは振れないということならしょうがないなあということで、多分物事を鎮静化させたいという意図をものすごく感じますね。
本当に本人に返す意志があるのかというと、時系列を見ると返す意志がなさそうだというのがわかっていましてね。お金は4月8日に間違って振り込まれたわけですよ。町の職員が急いで翌々日の10日に直に返してくれと言ったら、今日は手続きしないので公文書を送ってくれと言って間違って振り込まれた翌々日に弁護士と相談すると町に連絡をしてきて、15日には弁護士が登場します。早いじゃないですか、1週間ぐらいで弁護士が出てくるわけですよ。それでそのお金は誤送金があった8日から2週間ぐらいで全額引き出されている。1日の引き出し限度などけっこうややこしいことがあって、自分のお金でもそう簡単に移せないんだから、一括して4千ナン百万円を全部引き出すとかしていないんですね。
2週間かけてちょっとずつ引き出して全額なくなっている。その弁護士が出てきたのは1週間後でお金引き出すのに2週間かけているわけです。これ相当確信的にやっていますよね。揚げ句の果てに全部カジノで使っちゃいました。それで弁護士は「その男性は少しずつでも返していきたいと話している」ということですね。嘘つけ! この種の弁護士の話は本当信用できないなという。弁護士はそういう商売ですからしようがないとはいいながら、ちょっといい加減にしろよという。まあぶっちゃけそういう話ではありますが….…
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)