西城秀樹さんと親交深い“甥っ子”宅見将典と戸田恵子「秀樹さんは突然、無茶なことをおっしゃる(笑)」 豪快エピソード懐かしむ

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9月4日(日)に放送された、女優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時~14時30分)に、音楽プロデューサーでミュージシャンの、宅見将典がゲスト出演。実は、2018年に亡くなった西城秀樹さん(享年63)の甥である宅見と、西城さんと親交の深かった戸田が、生前の思い出を語り合った。

西城秀樹さんと親交深い“甥っ子”宅見将典と戸田恵子「秀樹さんは突然、無茶なことをおっしゃる(笑)」 豪快エピソード懐かしむ

以前にも番組内で戸田は、西城とは家族ぐるみの付き合いをしていたと、その思い出を紹介している。宅見のことは“いつも通りの呼び方”ということで、「マー君」と呼び、西城さんの豪快エピソードを語り合い、懐かしんだ。

戸田:秀樹さんとの思い出は尽きないんですけれども……。私の元・夫と一緒にね、秀樹さんとシンガポールに旅行に行ったり、グアムとかオーストラリアとか、たくさんの思い出があります! なによりね、秀樹さんの家に入り浸っていて。秀樹さんがいなくても、家にいるという(笑)。ご飯を食べさせてもらっていたという……。本当に懐かしい思い出ばっかりです。――親戚にね、そんな西城秀樹さんのような人がいるなんて、すごい話よね?

宅見:不思議なレアキャラって感じで、なんか家族の中に一人、光っている人がいる! みたいな(笑)

戸田:実はマーくんは秀樹さんのコンサートに、ドラマーとしても出演したことがあったとか?

宅見:はい、中学2年生の時に。

戸田:ええっ!

宅見:突然、秀樹さんから「出てみない?」って。いつもあの方って、軽く、とんでもない誘いをするじゃないですか?

戸田:そうねぇ(笑)

宅見:僕もまだ子供だったし、「やりたいです」って言って。でも当日、事の重大さを知るというか。その頃、僕は大阪に住んでいたので、東京に行けないから、当日リハーサルのみで。ダブルドラムではあったんですけどね。

西城秀樹さんと親交深い“甥っ子”宅見将典と戸田恵子「秀樹さんは突然、無茶なことをおっしゃる(笑)」 豪快エピソード懐かしむ

戸田:うん。

宅見:何がビックリしたかって、「2曲だけでいいから」って言われていたのに、当日、秀樹さんが「オープニングの曲が変わったから」って言うんですよ。

戸田:ふふふ(笑)

宅見:ザ・ビートルズの『ドント・レット・ミー・ダウン』の譜面を渡されて。楽曲も知らないし、ドラムの譜面はギリギリ読めましたけど、マスタースコアという、プロミュージシャンが見ているやつを渡されたんですよ。

戸田:うんうん。

宅見:「秀樹さん、無理です! 本当、勘弁してください!」って言ったら、「いける、いける!(笑)」みたいな。まぁ、なんとかなりましたが……。

戸田:いやあ、すごいね。秀樹さんらしいなぁ。

宅見:ですよね! わかりますよね?

戸田:うん、すっごく、よく分ります(笑)

宅見:秀樹さんは突然、無茶なことをおっしゃる(笑)

戸田:やってしまえ! っていう感じでね。――そしてプロのミュージシャンとなって、秀樹さんのコンサートにも同行するようになったんですよね? お仕事が終わってから、一緒に食事した時はどうでしたか?

宅見:いつも連れて行ってくださって。一番ビックリしたのは、沖縄(のライブ)に行った時、秀樹さんが(観客に)「さよなら~!!」って言って手を振って舞台から出たんですけど、そのまま一歩も止まらず、レストランに行ったらしいです(笑)

戸田:あはははは! スターだな~! やっぱり、そういうところがね!

舞台裏でもスター性が出ていたという西城さんのエピソードに、「そうだったよね」「すごく、よく分ります」と懐かしんでいた戸田。

また、今年2022年は西城さんのデビュー50周年というアニバーサリーイヤーで、未発売音源『終わらない夜』が10月にリリースされることが決まっている。番組内で『終わらない夜』を初解禁しつつ、同楽曲のプロデュースをした宅見が、制作秘話、楽曲が見つかった経緯、込めた想いなども語った。

番組情報

戸田恵子 オトナクオリティ

毎週日曜 14:00-14:30

番組HP

女優・戸田恵子が大人のクオリティ・オブ・ライフ(上質で豊な生活)をエンジョイするための「人・モノ・コト」にフォーカスする番組です。
大人の会話が弾むプチトリビア、大人が生活に取り入れたくなる情報をお届けする30分。ぜひお付き合いください。

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