サッカーW杯 日本がつけ入る隙がある予選E組 ドイツ、スペインが「いつもと違う」

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ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に11月1日、サッカーの実況中継でもおなじみのニッポン放送・煙山光紀アナウンサーが出演し、辛坊と対談。20日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会での日本の活躍について、展望を解説した。

サッカーW杯 日本がつけ入る隙がある予選E組 ドイツ、スペインが「いつもと違う」

サッカーW杯カタール大会の日本代表メンバーを発表する森保一監督=2022年11月1日、東京都港区 写真提供:産経新聞社

11月20日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に臨む日本代表のメンバー26人が1日、発表された。キャプテンを務めてきた吉田麻也選手や所属クラブで好調を維持している鎌田大地選手らが選出。7大会連続出場の日本は予選リーグE組で、初のベスト8入りを目指す。

煙山)過去ベスト16が最高の日本は、今大会でベスト8以上を目標に掲げています。日本はまず予選リーグE組でドイツ、コスタリカ、スペインと対戦し、決勝トーナメント進出を目指すことになります。ドイツ、スペインはいずれもW杯で優勝経験があり、日本にとっては相当厳しい戦いが予想されます。

辛坊)そうすると世界の目は、E組の4カ国で予選リーグを抜け出すのはドイツ、スペインだと見ているわけですよね。

煙山)世界の見る目は、そうですね。ただ、日本にとって期待できるのは、ドイツもスペインもちょうど世代交代の端境期だということです。ですから、多くの人が知っているような圧倒的な強さを見せつけるいつものドイツやスペインとは、少し異なると思います。

辛坊)私のようなサッカー素人でも、ドイツもスペインもめちゃくちゃ強いという印象があるのですけれども、今回はそうではないということですか。

煙山)確かに、強いです。しかし、サッカーの世界地図は今、全体的な差がだんだん縮まってきています。つまり、何度対戦しても1度しか勝てないというような力関係ではなくなってきているんですね。

辛坊)日本はコスタリカには勝てるのでしょうか。

煙山)ですから、それも分からないんです。日本はコスタリカには必ず勝たなければなりませんが、油断していると危ないですね。

辛坊)コスタリカに負けているようでは、予選リーグ突破は難しいということですね。

煙山)現実的に厳しいでしょう。

辛坊)煙山さんの予想では、日本が予選リーグを勝ち抜ける確率はどのくらいですか。

煙山)五分五分くらいはあると思いたいですね。

辛坊)では、予選リーグを勝ち抜いたとして、決勝トーナメントでベスト8進出の確率はどのくらいと見ますか。

煙山)こちらも五分五分でしょうか。それほど試合時のコンディションや流れによって結果が変わるくらいに、各国の力の差が縮まってきていると思ってください。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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