もともと談合が生まれる組織・土壌になっている 五輪テスト大会談合疑惑

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ジャーナリストの鈴木哲夫が11月25日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。東京五輪のテスト大会をめぐる談合疑惑について解説した。

お台場海浜公園水域に設置されているオリンピックシンボルの安全点検、メンテナンスのため、製作工場への移動作業が始まった=2020年8月6日午前、東京・台場 写真提供:産経新聞社

東京五輪テスト大会をめぐる談合疑惑 ~東京地検特捜部が独禁法違反容疑で電通などの捜索開始

飯田)オリンピック組織委員会、テスト大会での談合についてですが。

鈴木)組織委員会そのものの構造も含めて、オリンピックの体制の問題です。組織委員会は要するに、みんな出向なのです。出向ということは、後ろに自分の会社を、言葉は悪いですが背負ってきているわけです。

飯田)出向ということは。

鈴木)「こう決めましょう」というような、しっかりとしたガバナンスができていない。みんなある意味では妥協してしまう。「私が背負っているこれを通してください」と。「いいけれど、その代わり俺が背負っているこれも通してね」……これは談合ですよね。

飯田)体質的にそうなってしまう。

談合が生まれる組織や土壌になっている

鈴木)今回の場合、広告代理店同士のいろいろな問題も出てきていますけれど、広告代理店のなかでも、圧倒的に電通が強い。他の広告代理店はどうしても入っていけないような空気があるなかで、それをまとめるためには話し合うしかないわけです。

飯田)まとめるためには。

鈴木)結局、もともとが、こういう事件が起きる「組織や土壌になっている」ということです。

「組織そのものの在り方」を変えなければならない

鈴木)小手先のことをいろいろやってもダメです。オリンピックをやるのならば、組織委員会の「組織そのものの在り方」を変えなければなりません。

飯田)組織そのものの在り方を。

鈴木)専従を置くことは難しいのだけれど、少なくとも談合などに厳しいようなトップを会長に置く。政治家ではない人を。そんなことをやっていくしかないと思います。

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