12月19日(月)深夜、ラッパー・R-指定とターンテーブリスト・DJ松永による音楽ユニット・Creepy Nutsがパーソナリティを務めるラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週月曜25時~27時)に、東京出身のヒップホップクルー「KANDYTOWN」のIO(イオ)、KEIJU(ケイジュ)が生出演。KANDYTOWNは来年2023年3月をもってクルーとしての活動を“終演”するが、その経緯や考えを明かした。
R-指定:終演について、俺は勝手にインタビュー記事を読んだんですけど……。たたみ方、閉め方がちゃんと頭にあった状態で動いていた、みたいなことを話していて。
IO:そうですね、前から『いつか終わりが来る』とは思っていたので。それを自分達の手で終わらせたいなと。自然に、というよりは。
DJ松永:なあなあで終わるんじゃなくてね。
IO:自分達が一番かっこいいと思うタイミングで、というのはずっと。それを、いつするかはあんまり決めていなかったけど、それが今だったのかなって。
DJ松永:終演について、いつ頃から考えていたんですか?
IO:始めた時から、なんとなく終わらせ方みたいなものを、探り探り考えていたんです。
DJ松永:それはどういう理由というか、何かきっかけがあったんですか?
KEIJU:IOくんが漠然と……。自分が10代の時から「30代ちょっとぐらいで、ラップとかをやめて違うことをやる」みたいな話をいろいろ聞いていたし、「それぐらいで解散するから、終わりもちゃんとあるから、みんな、その先のことをちゃんと考えておけよ」っていう話もあったんですよ。
DJ松永:ああ、そうなんだ……。
KEIJU:だから、プラン通りと言ったらプラン通り。
R-指定:俺達の周りもだし、松永さんと俺も、そこまでビジョンを立てて始めていないから、そういう終演するって話を聞いた時……。この前打ち上げで、ラッパーのみんなで「ラッパーの引退は、ある種、すぐ戻ってくる前振りみたいなところがあるよな」って話していたら、KEIJUさんが「いや。うちはそれ、ないんですよねー」って言っていたのが印象的で。
KEIJU:ちょっと、首絞めないでくださいよ(笑)
DJ松永:あははは(笑)
R-指定:ああ、ごめん! 可能性はね、まだある!(笑)でも、裏も表もKANDYTOWNのまま生き続けるんやな、って思ったんです。
DJ松永:閉め方は本当に一番いい、きれいでプラン通りで、これ以上にない終わり方だなと、KANDYTOWNの一リスナーとして思います。
KEIJU:こうやって皆さんに呼んでもらって、助けられてばっかりなので、本当にありがたく思っています。
“終演”はKANDYTOWNが始動した当時からIOが考えており、メンバーにも共有されていたと明かした。
また、「解散」ではなく「終演」と表現している理由について、「KANDYTOWN としての活動というのはここまでだけど、“KANDYTOWN ライフ という意味では、これからも”関係は変わらないから。それぞれまた、やって行こうかなと思っています」と説明。R-指定が「人生として、生き方としてのKANDYTOWN はずっと、ということですか?」と聞くと、IO が「そうですね、もちろん。KANDYTOWN ボーイというのは、ずっと」と言い、
解散とは違う、無くなるわけではないと語っていた。
番組情報
月曜日のオールナイトニッポンは、1MC・1DJユニット「Creepy Nuts」が担当! MCバトル日本3連覇のラッパー“R-指定”とDJバトル世界一のDJ、“DJ松永”の二人によるHIP-HOPラジオ! フロア同様、深夜ラジオ界を爆アゲさせます!
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