横澤夏子、木で出来た名刺に驚き。「え。これ、間伐された森から出来ているんですか?」

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三井不動産・サステナビリティ推進部・企画グループの杉野茂樹が、1月15日(日)、ラジオ番組『三井不動産 presents 横澤夏子 それ、大事なコトでございます。』(ニッポン放送・毎週日曜18時40分~)に先週に引き続き、ゲスト出演。SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」の目標を達成するために日々行っている事について、トークを披露した。

横澤夏子、木で出来た名刺に驚き。「え。これ、間伐された森から出来ているんですか?」

横澤:先週は三井不動産が「北海道に広大な森」を保有していて、その保有林だけで、毎年およそ21,000トンのCO2を吸収していたり生物多様性の保全に役立っていたりなど、SDGsの「目標15・陸の豊かさを守ろう」、そして「目標13・気候変動に具体的な対策を」に貢献しているというお話を伺いました。今回はどんなお話でしょう?

杉野:SDGsの17の目標の12「つくる責任つかう責任」についてです。これは、限りある地球の資源を守るため、持続可能な生産と消費のバランスを形成することを示した目標で、過度な生産・消費・廃棄活動によって生じている「資源の使いすぎ」問題を解決するために掲げられたものです。

横澤:使いすぎもやっぱり良くないですよね。

杉野:そうですね。企業が原材料を調達するときには、資源利用を減らし、地球の劣化を緩和し、汚染を少なくする持続可能な調達を行う必要があります。例えば木材では、森林資源の減少を防ぎ、森の環境を維持向上することを条件に、調達することが課題です。一方で、そもそも、そうした活動は従来の経済のしくみから起きているものであり、目の前の問題を解決するのも大事だが、新たなしくみを作って根本から解決すべきではないか、という考え方が生まれています。それがサーキュラーエコノミーです。

横澤:難しい名前が出てきた。サーキュラーエコノミー?それはなんですか?

杉野:サーキュラーエコノミーとは、日本語で循環型経済と言い、これまでの「作ったら『使う』か『捨てる』で終わり」という一方通行的な考えではなく、「廃棄物と汚染をそもそも生み出さない」「製品や素材を高い価値のまま循環させる」「自然を再生する」ことを原則としています。

横澤:再利用だったりとかもするって事ですよね。例えば三井不動産さんの森でいうと、どのような活動になるのでしょうか?

杉野:森を維持するためには、計画的に伐採をしたり、メンテナンスの為に間伐をする必要があるんですね。そういう「森の為に切り出された木材」を木造建築物の構造材のほか、仕上げに使う木材、住宅のフローリング材の下地、オフィス家具、商業施設のベンチや遊具で使うなど、グループ企業で幅広く、積極的に活用しています。

横澤夏子、木で出来た名刺に驚き。「え。これ、間伐された森から出来ているんですか?」

横澤:あくまでも森を守るためのものなんですね。という事は、この杉野さんのお名刺も木で作られているのですが、これも間伐のために切り出された木材という事ですか?

杉野:三井不動産の森で、間伐された木を利用して、それをスライスして作った名刺です。

横澤:普段だったらそれを捨てちゃうという事になりそうですけど、それを名刺として…

杉野:できるだけ活用すると。

横澤:素晴らしい。また、杉野さん以外にもこういう名刺の方がたくさんいらっしゃるという事ですか?

杉野:少しずつ社内で広げているところです。

横澤:森から、余ったものを頂いて、それを使っているようなイメージですね。暖かい循環方法ですね!

今回も、三井不動産の視点から、SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」の目標を達成するために行っている事について伺った。横澤夏子は、杉野の話を聞いて「早く森に行きたくなった。」と笑顔で語っていた。

番組情報

横澤夏子 それ大事なコトでございます。

毎週日曜日 18:40-19:00

番組HP

独自視点の“女子あるある”ネタでブレイクした横澤夏子。妻として、母として、話題に事欠かない横澤ですが、この番組ではひとりの人として、自分や周りの人々、社会にとって「大事なコト」を語ります。

そして、いま社会にとって「大事なコト」であるSDGs。実際に携わっている企業の方をゲストに招き、鋭いツッコミも交えながら、楽しくわかりやすくSDGsをひもときます。

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