2月17日よりアニメ映画が公開!迫力の演奏シーン満載の作者にも先が分からないジャズ漫画『BLUE GIANT』の魅力

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2月12日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、石塚真一による漫画『BLUE GIANT』のおすすめポイント3つを紹介した。

2月17日よりアニメ映画が公開!迫力の演奏シーン満載の作者にも先が分からないジャズ漫画『BLUE GIANT』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『BLUE GIANT』をピックアップ。ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大が、「世界一のジャズプレーヤーになる」という誓いを立てて、まずは日本最高のジャズクラブで演奏することを目指すところから物語が始まる。

今回は吉田が、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「超根性型主人公なのに現代的作品」。

主人公・宮本大は、めちゃくちゃ練習するのよ。それゆえに、すごく下手なところからどんどん上手くなっていって、その一生懸命さに打たれて、周りの人がどんどん動かされていく……っていう作品なのね。こういうのって、言ってしまうと“ど根性もの”ではあるんですよね。それって、ちょっと古い感じするじゃない?でも、いつまでも古びないタイプの主人公像だし。古い漫画だと、女性とかに対して「俺についてこい」みたいになるじゃないですか。でも、女性に普通にフラットに接してたりとか、普通にスマホ使ってたりとかするし。こういうオーソドックスな主人公がいるっていうのが、すごく面白さに繋がっているなって思うんですよね。

CUBERS・末吉9太郎(パートナー):うんうん。

吉田:おすすめポイントその2は「演奏シーンの迫力」。

これは本当にすごいです。『BLUE GIANT』って、大体10巻ごとに次のシリーズにいくんですけど。サックスを吹いているときの、音が出ている迫力がすごいんですよ。よく言う「音がしないのに、音がしている気がする」っていうのは、確かにそうなんです。演奏シーンのリズムとかがめちゃくちゃいい。ページをめくっているだけで、音楽にノッている気がして気持ちいい。あと、何で音がしないのに音がしている気がするのかというと、観客の表情がめちゃくちゃ細かく描いてあるんですよ。初めは興味なさそうに聴いてた人が、大が演奏しているのを観た瞬間に表情が出てきて。この表情で、音が聴こえてくるんですよ。すごいなって思って。

METAMUSE・西井万理那(パートナー):(実際に漫画を読んで)あ~確かに!

吉田:おすすめポイントその3は「先が誰にも分からない。それは、作者にも……」。

(主人公が)どう考えても絶対ムリだというような、偉い人たちにチャレンジしていって。もちろんダメなときもあるんだけど、チャレンジを成し遂げてしまうみたいなのが、いっぱい描かれてるのね。これ、石塚真一先生が描いてる作品なんですけど、先生は、大が次どう動くかって、全く分からないまま描いてるそうです。これは、ご本人から直接聴いた話です。「『BLUE GIANT』これからどうなるんですか?」って聞いたら、「どうなるか、僕にも分かんないんですよ」って(笑)

『BLUE GIANT』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、『BLUE GIANT』『BLUE GIANT SUPREME』のコミックス全巻が既に発売されており、現在『BLUE GIANT EXPLORER』が連載中。また、2月17日よりアニメ映画も公開される。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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