ラグビー元日本代表・大野均 「灰になってもまだ燃える」
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5月1日(月)元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。
ゲストはラグビー元日本代表・大野均。
1978年福島県生まれ。高校まで野球部で、日本大学進学後ラグビーをスタート。以来、日本代表の中心選手として活躍、ワールドカップに3大会連続出場した。
日本代表キャップは史上最多の98史上最多。2020年5月に引退、現在は東芝ブレイブルーパス東京のアンバサダーを務めている。
毎回ゲストに頂いている「リスナーの将来に活きるような、前向きで未来に残したい」とっておきの言葉『To you word』。
大野の『To you word』は・・・
『灰になってもまだ燃える』
大野:これは自分自身が現役時代から座右の銘にしていた言葉。そもそも灰は燃えないって話ですけど(笑)
青木:「灰になっても」ってカッコイイですね、めちゃくちゃ。まさにラグビー選手って感じです!
大野:ラグビーってキツイスポーツですけど、キツイなって思って気持ちが折れかけた時こそ、頑張ることで周りを助けることができるのかなって。そういう想いで現役時代やっていたので。
青木:試合中に気持ちが折れかけた時、何を考えていましたか?
大野:周りにキツそうな顔のチームメイトがいて、そいつを助けるためには自分が動くしかないなって。
青木:超~キャプテンですね。
大野:でも今は膝がボロボロで走ることができない、ラグビーももうできないですけど、これからもラグビーに代わる情熱を注げるものを探して、燃やしていきたいなと思います。
そんな大野は引退後、ラグビーをやっていたことで実生活に役立っていることも教えてくれた。
大野:(ラグビーをやっていたことで)いろんな人を受け入れるメンタルが身に付いたのかなって。いろんな性格の人がいて、当たり前なんだってこと。ラグビーはいろんなポジションがあって、ポジションごとにやることが違う。見ている方向も違う。そういう人たちが1つになってチームとして成り立っていますので。
青木:ポジションによって性格とかも違いますか?温厚とか、とがっているとか…
大野:そういう傾向はあると思います。
青木:大野さんは、どういう感じだったんですか?チームの中で。まとめ役?聞き役?
大野:聞き役かもしれないですね。ラグビーをやっていて、自然とそういう考えになったのかなって。
青木:ちなみに受け入れられないような人っているんですか?
大野:今のところいないです。
青木:まるで仏のようです(笑)
今年9月にラグビーワールドカップ 2023フランス大会が開催されるが、大野はワールドカップに現役時代に3大会連続出場。その時の思い出も交えつつ、ラグビーへの想い、その魅力を今回も熱く語ってくれた。
番組情報
元シンクロナイズドスイミング(現・アーティスティックスイミング)代表で北京オリンピック出場経験もあり、現在はキャスターやモデルなど多岐に活躍の場を広げる青木愛がパーソナリティを務めるラジオ番組です。
これから注目されるアスリートやもっと輝いてほしいアスリートやスポーツ関係者をお招きしていき、その競技の魅力やこれからの発展に向けてお話を展開し、スポーツの魅力を「you」、つまり、ラジオの前のあなたにお届けしていきます!