キャスターの辛坊治郎が6月1日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。「すぐに2発目を打ち上げることも危惧される」と解説した。

2023年5月31日、韓国西部・於青島西方約200キロの黄海海上で発見された、北朝鮮の「発射体」の一部とみられる物体[韓国軍提供] 写真提供:時事通信社
北朝鮮の朝鮮中央通信は失敗に終わった5月31日の「軍事偵察衛星」を打ち上げる場面の写真を公開した。韓国メディアは、液体燃料の推進方式の特徴とされる直線上の炎がロケットから噴き出す様子が見られたほか、新たな発射台が使用されたと指摘している。
辛坊)北朝鮮が事前に通告していた打ち上げ期間は5月31日午前零時~6月11日午前零時で、5月31日に早速1発目の打ち上げを行い、失敗しました。そこで、2発目の打ち上げが近々あるのではないかと、世界が関心を示しています。
常識的に、この期間内で2発目の打ち上げはないと思います。ただ、軍事偵察衛星は1基ではあまり役に立たないので、続けて打ち上げようと複数を準備しているという情報もあります。これが本当ならば、1発目の打ち上げが失敗した原因の究明が終われば、準備はできているので、すぐに2発目を打ち上げることも危惧されます。可能性としては極めて低いですが、ゼロではありません。