キャスターの辛坊治郎が6月19日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。インターネット時代にラジオ、テレビ、新聞、雑誌の既存メディア4媒体が広告費の獲得に苦戦していることに触れ、「実は最近、ラジオは復権しつつある」と指摘した。
交流サイト(SNS)で多くのフォロワーを持つインフルエンサーを使った広告の国内での市場規模が、2023に741億円に達する見通しであることが民間企業の調査で17日、分かった。これは20年の2倍以上にあたり、今後、数年で雑誌の広告を抜く可能性があるという。
辛坊)インフルエンサーとは「影響力を持つ人たち」です。代表的なSNSが、インスタグラムやツイッター、ユーチューブなどです。このフォロワー数が1万超だとインフルエンサー、10万超でミドル級のインフルエンサー、100万超でトップ級のインフルエンサーと評価されるのが、おおよその目安です。私は、ツイッターのフォロワーが約15万、ユーチューブのフォロワーが約25万で、計約40万です。
このニュースによると、「今後、数年で雑誌の広告を抜く可能性がある」とのことですが、
ラジオ、テレビ、新聞、雑誌の既存メディア4媒体の総広告費は、とっくにインターネットの総広告費に抜かれています。ラジオの仕事をしている身からすると、切ないです。
ただ、広告費は基本的に全体の規模がほぼ決まっているため、どこに広告費を使うかにかかっています。既存メディア4媒体の広告費は厳しい状況にある中で、実は最近、ラジオは復権しつつあるんですよ。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)