ニッポン放送のイマジンスタジオから素敵なゲストをお招きしてライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』(毎週日曜朝5時30分~/司会:中山秀征・アシスタント:石川みゆき)。7月16日(日)のゲストは、五木ひろしさん、多岐川舞子さんです。
サックスの演奏が板についてきた多岐川舞子さん。今回もオープニングでサックスを吹き、『ウナ・セラ・ディ東京』を歌っていただきました。
「サックスはいまから20年前、デビュー15周年のときに始めました。持ち運びやすいので、きょうもサックスケースを背負ってここまで来たんですよ(笑)」
先日、ふるさとの京都府南丹市で『デビュー35周年記念 ふるさとコンサート』を開催したという多岐川舞子さん。そのステージでもサックスを満員の地元のお客様の前で披露することができて、とてもいい思い出になったそうです。
昨年(2022年)はプレ35周年記念として、5月に『晩夏の岬』(作曲:岡千秋)、11月に『凍る月』(作曲:弦哲也)を発売した多岐川舞子さん。
「デビュー35周年記念曲『天上の花』は、徳久広司先生に手掛けていただきました。これまでの私の作品にはなかったタイプのドラマチックな楽曲です。『天上の花』とは仏教用語でヒガンバナ・曼珠沙華のことで、真赤な花のごとく燃え上がるような情念を歌っています」
今回、五木ひろしさんと同じステージに立ち、「雲の上のような方なので、とても緊張しています」と言っていた多岐川舞子さん。
「実は、五木さんとうちの父は、京都の音楽学校で一緒に勉強していた仲なんです。父は歌手になる夢はつかめませんでした。その後、私が小学4年生のとき、父に連れられて五木さんのコンサートを見に行き、とても感動したのが歌手になるきっかけでした。父と楽屋にうかがい、一緒に撮った写真はいまも私の宝物です。デビューしてもなかなかお会いする機会がなかったのですが、8年目に五木さんに会えました。ご挨拶したとき、『お、丸山(本名)の娘か!』と驚かれたのを覚えています」
昭和の大ヒット曲『長良川艶歌』を披露した五木ひろしさん。この歌は日本レコード大賞をはじめ、日本歌謡大賞、FNS歌謡祭グランプリなど数々の栄冠に輝き、いまも多くの方々から愛される昭和の名曲です。
多くのヒット曲を歌ってきた五木ひろしさんですが、ご自身でも作詞作曲をされています。昨年12月に発売した『五木ひろし全曲集2023』に収められた『愛しき娘よ』は、五木さんの作詞作曲です。
「自分の娘のためにつくった歌なんです。娘は昨年結婚したんですが、記念になるようにと一念発起し、初めて作詞に挑戦しました。披露宴でこの歌を歌いましたが、涙、涙でした」
五木ひろしさんの新曲『だけどYOKOHAMA』は、2005年に発売されたアルバム『五木寛之・五木ひろし作品集~ふりむけば日本海~』に収録された1曲で、今回はリズムムード歌謡風にリアレンジされています。
「作家・五木寛之さんの作詞で、歌詞のなかに『バンドホテル』、『メリーさん』、『ハマジル』という懐かしいワードが出てきます。いまの若い人にはわからないかも知れませんが、『ハマジル』は戦後、横浜のダンスホールで流行った横浜ジルバのことです」
75歳になる五木ひろしさん。夏から秋へとコンサートも続きますが、大好きなゴルフも時間を見つけてはプレーしているそうです。
「ホールインワンを達成したのは、2012年の夏でした。北海道で開催された『ニトリレディス』のプロアマで、まさかのホールインワン! 「入った!」と大騒ぎでしたね。キャディーさんが私に言ったのが、『五木さん、保険に入っていますか?』でした(笑)。ホールインワンのご祝儀は大変でしたが、一生の思い出になりましたね」
ニューシングルは『だけどYOKOHAMA』『時は流れて…』『花ざくろ』の3曲入りです。そのなかから最後に、五木さんが作詞作曲された『時は流れて…』を歌っていただきました。75歳の五木さんが歩いてきた道を振り返り、若い世代へのメッセージを歌っています。
<<五木ひろしさんの情報>>
■「五木ひろしコンサート2023」
・7月11日、千葉県松戸「森のホール21」
・7月18日、福岡市民会館
・7月19日、熊本市民会館
(このあとも日本各地で開催)
■「五木ひろしコンサート 〜よこはま・たそがれから時は流れて〜」
・9月19~20日、東京・LINE CUBE SHIBUYA
・10月3~4日、大阪・新歌舞伎座
○五木ひろしさんの詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://www.itsuki-hiroshi.co.jp
<<多岐川舞子さんの情報>>
・8月5日、群馬県・富岡市かぶらホール「演歌女子。コンサート」出演。
・11月6日、北とぴあつつじホール「第100回 コロムビアマンスリー歌謡ライブ」出演。
・11月、毎年恒例「バースデーイベント」開催。
○多岐川舞子さんの詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://columbia.jp/artist-info/maiko/
番組情報
パーソナリティ・中山秀征のナビゲートによって公開収録ならではの臨場感でアーティストたちの生ライブをお届け。アーティストたちの素顔と本音にも迫ります。
ケーブルテレビ「J:COM」でもご覧いただけます。放送日時など詳しくは、J:COMのホームページでご確認ください。