台風や大雨といった自然災害による被害が多く発生し、一年の中でも災害が起こりやすい時期。
防災月間に、改めて防災についていま一度見直すべく、三和シヤッターの営業推進部 特定施設チームリーダーの天池さんにお話を伺った。
編集部:まずは御社について教えてください。
天池:はい。私たち三和シヤッターは、シャッターやドアなどの誰もがごく自然に利用する建材商品をご提供しています。1956年、三和シヤッター製作所という町工場として産声をあげて以来、創業65年以上にわたってシャッターやドアなどを通じて安全・安心・快適を提供する総合建材メーカーとして産業や暮らしに貢献しています。また、三和シヤッターの事業は国内No.1のシェアを誇る、シャッターとスチールドアを筆頭に、間仕切商品、窓まわり商品、エクステリア商品、ステンレスフロントなど、多彩な商品を扱っています。弊社では『安全、安心、快適を提供することにより社会に貢献します』を使命として、住空間、商空間、そして都市空間へ、質の高い技術と製品、サービスを提供していきます。
編集部:取り扱う商品も多いということで、お宅や店舗はもちろん、他にもいろいろな場所で知らず知らずのうちに御社の商品を目にしているかもしれませんね。そんな御社に伺いたいのですが、最近は台風の大雨や強風による被害が大きくなっている印象があります。対策に困っているお店やお宅も多いんじゃないかと思うのですが、特にこの時期におすすめの商品はありますか。
天池:三和シヤッターでは、大雨などの水害に対する商品と、強風に対する商品をそれぞれご用意しております。今回は店舗や住宅用ガレージでお使いいただいているシャッター、その中でも風に強いシャッターのご紹介をさせていただきます。
編集部:どんな商品でしょうか。
天池:新しく発売した『耐風ガードLS』です。
編集部:『耐風ガードLS』はどんな特長があるんですか?
天池:まず、JIS規格で住宅の1階に設置される建具の目安とされる強度、耐風圧性能800パスカルを持ったシャッターです。この強度が、台風対策、強風対策に役立ちます。また、シャッターの端部を三和シヤッター独自開発のフック構造とし、ガイドレールからシャッターの抜け出しを防止する機構をもった新しい商品なんです。
編集部:新しく開発された商品なんですね。ほかにはどんな特長がありますか?
天池:もう一つの特長は、豊富なカラーバリエーションです。シャッターの色は、カラー鋼板5色、錆びなどの腐食に強い高耐食カラー鋼板2色の全7色を揃えています。
編集部:7色も!具体的にはどんなお色があるんでしょうか。
天池:建物の外観や街並みに調和する落ち着いた色合いを取り揃えています。ライトグレーやホワイト、ブラウンなどに加え、最近人気のガンメタリックなどもご用意しています。
編集部:シャッターでそんなに色味があるなんて意外でした。それだけ豊富だと、より希望に合う色が見つけられそうですね。
今日はあともう一つご紹介していただける商品があるんですよね。
天池:はい。もう一つおすすめしたいのが、既設軽量シャッター用補強部材、『耐風ガードLプラス』です。この商品は現在お使いいただいている、店舗やガレージの既設軽量シャッターの風に対する強度を大幅にアップさせることができる商品です。
編集部:シャッターを新しく買わなくていいんですね。『耐風ガードLプラス』で、今使っているシャッターがどのくらいの強度になるんですか?
天池:はい、先ほど紹介した『耐風ガードLS』と同じくらいの強度、耐風圧性能800パスカルまで、今お使いのシャッターの性能をアップさせることができます。三和シヤッター製の軽量シャッターであれば、手動式・電動式、どちらのシャッターにも対応しますし、しかも取り付け工事や工具は不要なので、台風が近づいてきたらお客様ご自身で簡単に設置が可能なんです。
編集部:自分で取り付けられるんですか。それだと経済的にも時間的にも負担が少なくて済みそうです。業者の方とスケジュールを調整したり、という手間も省けますもんね。ただ、いくら取り付け工事や工具が不要と言っても難しいイメージがあります・・・
天池:そのお気持ち、わかります。でも、この商品はシャッターの室内側に、アルミ製の突っ張り棒を取り付けるイメージで簡単に設置できるんです。
編集部:突っ張り棒なら、確かに簡単そうです。
天池:はい。三和シヤッターでは、店舗やガレージだけでなく、ほかにも戸建て住宅やマンション用の高耐風圧窓シャッター『マドモア耐風ガード』などもご用意していますので、ぜひご希望に沿った商品を見つけていただきたいです。今日は強風対策商品をご紹介させていただきましたが、三和シヤッターでは大雨などによる水害対策についても、開口部に応じたさまざまな商品をご用意していますので、ぜひお問い合わせください。
今回の記事を通じてシャッターを見直して、少しでも安心感を得ていただければと思う。