9月10日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、田村由美による作品『ミステリと言う勿れ』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『ミステリと言う勿れ』をピックアップ。天然パーマが特徴的な観察力のある青年・久能整が、様々な事件に巻き込まれながらも飄々と解決に導いていく、新感覚ストーリーとなっている。
今回は吉田が、アイドルグループ・METAMUSEの藍染カレンと巫まろをゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「激ひねり“コナン”」。
今13巻まで出ていて、それで分かったんですけど。主人公の久能整くん……事件に巻き込まれすぎ(笑)事件の巻き込まれっぷりは、コナンと同じくらい。でも、「この人にこういう恨みがあって事件を起こした」とかではなく、ものすごく複雑な構造の人間関係で事件が起きる。
藍染・巫:へぇ~!
吉田:おすすめポイントその2は「全部の事件が有機的に繋がっている」。
巻数が進んできて、初めて分かったんですけど。最初の事件で犯罪を犯した人が、次に出てきたときに、久能整くんに協力して解決する方に回ってたりするんですよ。……っていうのがいくつか重なってきて、やっと13巻ぐらいで分かってきたんですけど。どうも、もっとデカい、悪いヤツがいるっぽい。だけど、なぜその人がそんなことをしたのか、どうやってやったのかも、本当に悪いのかも、まだ分からない。数巻ずつ読んでも面白いんだけど、通して読んでいくと、ちゃんと「あ、そういうことか!」って思えるようになってるんですよね。
藍染・巫:うんうんうん。
吉田:おすすめポイントその3は「ウンチク」。
久能整くんが、普通の人がなかなか考えないようなことを「僕は常々思っていたんですが……」って言い出したら、何かが始まるんですよ。「へぇ~!」と思うようなことが、文系とか理系とかいろんなところから来るんですよ。これが、ストーリーに全然関係ないときもあるんだけど、ときどき語る深い哲学が、物語に大きく関わったりしていて。単なるウンチクだと思っていたら、そこがカギだったりもするんです。
『ミステリと言う勿れ』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、菅田将暉主演の実写映画が9月15日に全国で公開。最新話は『月刊flowers』で楽しめる。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。
番組情報
ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!