キャスターの辛坊治郎が10月11日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。ウクライナを侵略中のロシアを党に無断で訪問した日本維新の会の鈴木宗男参院議員＝比例代表＝が10日、離党届を提出し、受理されたことを巡り、「比例当選しておいて、国会議員であり続けるのは、どうなのか」と疑問を呈した。

記者団の取材に応じる鈴木宗男参院議員＝2023年10月10日午後、国会内　写真提供：産経新聞社

党に無断でロシアへ渡航した問題を巡り、日本維新の会の鈴木宗男参院議員は10日、離党届を提出して受理された。日本維新の会は比例代表で当選した鈴木議員に辞職までは求めない方針で、無所属で活動を続けるとしている。

辛坊）非拘束名簿式とはいいながらも、日本維新の会という党の名前で比例当選している人が、党を辞めて国会議員であり続けることは、どうなのでしょう。でも、これは制度上、可能です。

既存の他の政党に行くことはできませんけれども、辞めても議員をクビにはならないという制度ですからね。納得いかない制度ですが、そういう制度なので仕方がありません。ですから、鈴木宗男氏は次の参院改選まで、無所属で議員を続けられるということです。