11月7日(火)、伊集院光がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊集院光のタネ」(ニッポン放送・毎週火曜~金曜 17時30分~18時)が放送。伊集院が、冷蔵庫を使った防犯対策について語った。
この番組では、ホームページ上に様々なテーマを掲載して募集を呼びかけている。今回はその中から、『冷蔵庫に入ってるもの』というテーマをピックアップして進行した。
リスナーから届いたお便りを読んでいく中で、伊集院は、「宅配便が届いたとき、おばあちゃんが、冷蔵庫から冷えたハンコを取り出してきて驚いた」という内容を紹介。「泥棒もまさか、こんなところにハンコがあるとは思わないでしょ?」という理由らしいが、自身の祖母もそうしていたと語る伊集院は、自身の考えを語り始めた。
伊集院:うちの父方のおばあちゃんもそうしてた。
棚橋麻衣(ホリプロ所属アナウンサー/番組日替わりパートナー):なんか、その世代の人、冷蔵庫にしまう人多い気がする。
伊集院:冷蔵庫に、ヘソクリ隠したりしてたよね?おばあちゃんたち。
棚橋:おばあちゃんたち、してました。冷蔵庫に現金が入ってたりとか。
伊集院:多分、理由はこれなんだと思う。「泥棒もまさか、ここにあるとは思うまい」なんだけど。
棚橋:はい。
伊集院:それが“あるある”になっちゃうと、泥棒も真っ先にそこに行くようになるじゃん。絶対。
棚橋:そうそうそう(笑)
伊集院:それでみんなが、「だから(冷蔵庫に隠すのは)やめよう」っていう風になってくると、また1周して(冷蔵庫以外に)隠すようになる。
棚橋:(冷蔵庫に隠すことが、1周して)令和の新常識になるかもしれないですね。
伊集院:いつが隠し頃なのか、もう分からないけれども……(笑)
棚橋:(笑)
伊集院:こういう世代の、“裏をかいたつもりが被ってるもの”っていうのが、今、これなんじゃないかな。
棚橋:あ~、うんうん。
大事なものを冷蔵庫にしまう風潮について振り返った伊集院。裏をかいて冷蔵庫にしまうのは効果がありそうだが、それが常識になってしまうと逆効果になることもあるという、難しい事情について語っていた。
さらに、番組中はリスナーから寄せられたお便りを次々と紹介。誰もがつい冷蔵庫に入れてしまうものや、ちょっと意外なものなど、様々な内容を紹介して盛り上がっていた。
番組情報
伊集院光が『伊集院光のOh!デカナイト』以来、28年ぶりにニッポン放送の帯番組を担当!
火曜日~金曜日の夕方、リスナーからのメッセージを次々と紹介していく新番組『伊集院光のタネ』がスタート。
番組で募集したメールテーマがリスナーの皆さんから寄せられたメッセージによって、話題が樹木のように伸びていくような番組を目指します。