12月14日(木)、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送・毎週月曜〜木曜 13時~15時30分)が放送。ゲストに落語家の春風亭小朝が登場し、日本一の若手漫才師を決める大会『M-1グランプリ』(ABCテレビ/テレビ朝日系)の審査員を務める事の苦悩について語った。
12月24日に行われる『M-1グランプリ2023』の決勝。前年、審査員を務めていた落語家の立川志らくが今年は審査員を辞退する件が話題にもなり、過去に審査員経験のある小朝がその責任の重さについて明かした。
塙:(小朝さんは)M-1の審査員をやられていたじゃないですか。難しかったですか?
小朝:M-1はもう2度と出来ないなと思うのは、(審査員が)7人いて4対3になった時の責任感がすごいじゃないですか。
土屋:あ~。
小朝:(芸人さんの)人生が変わる1票を握っちゃうから。
土屋:本当ですね。
小朝:あとやっぱりあれですよね、テレビを通して見るのと生で審査しているのと現場の空気が全然違うんですよね。
土屋:会場の……
小朝:(テレビを見て審査に)いろんな文句を付ける方はちょっと引いて見て欲しいですよね。
塙:そうですね。
小朝:あのね、スタジオの中でね“風が吹く”事があるんですよ。
塙:分かります、分かります。
小朝:残念ながら和牛さん(※M-1史上初の3年連続準優勝の記録を持つお笑いコンビ)っていうのは……(風が)吹かなかったんですよね。
塙:本当にそんな感じですよね、めちゃくちゃ大爆発みたいな空気では無かったですよね。
土屋:視聴者からすると「和牛優勝」って言う人が結構いたけど、現場の雰囲気はまた違ったりとか……
小朝:ストップウォッチを持って(ネタを見ていると)和牛さんの場合は、お客さんの笑っていない箇所の時間が長いんですよ。
土屋:なるほど。
小朝:優勝した人は小さい笑いをいっぱい出しているから手数がね……
塙:実力とはまた別の……爆発みたいのを見せないと点数が上がりづらいのかも知れないですね。
『M-1グランプリ』でネタの審査をする上で、単純なネタの面白さだけではなく審査が行われている現場の空気感が大事だと話す小朝。2018年から5年連続で審査員を務めている塙も自身の経験を元に審査員論を語りつつも、全面的に小朝の意見に共感を見せていた。
番組情報
月~木曜日の『ザ・ラジオショー』を担当するのは、ナイツ。
「ビバリー昼ズ」でもお馴染みの2人が「笑い」にこだわった2時間半の生放送!
芸能・家庭・プロ野球など、ナイツだからこそできるトーク、さらにはネタコーナーも実施します。
曜日別の女性芸人パートナーとのトークもお楽しみに!
■パーソナリティ:ナイツ
■パートナー:
月)平野ノラ
火)山﨑ケイ(相席スタート)
水)安藤なつ(メイプル超合金)
木)箕輪はるか(ハリセンボン)
■番組メールアドレス:rs@1242.com
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