「次の自民党総裁選は党員投票だけで」石破元幹事長がこぼした“本音”と“意欲”を辛坊治郎が明かす

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キャスターの辛坊治郎が2月12日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。今年9月に予定されている自民党総裁選に出馬意欲をにじませている石破茂元幹事長が「党員投票だけで」と本音をこぼしていたことを明かした。

自民党の石破茂元幹事長=2024年1月10日午後、永田町の党本部(春名中撮影) 写真提供:産経新聞社

自民党の石破茂元幹事長=2024年1月10日午後、永田町の党本部(春名中撮影) 写真提供:産経新聞社

政治資金パーティーの裏金問題に揺れる自民党内では、このところ9月に行われる予定の総裁選に向けた“ポスト岸田”をめぐる動きが活発化している。なかでも、「小石河連合」と称される小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相の動向に注目が集まっている。

辛坊)この前、テレビ番組で石破さんと話していたら、オンエア以外のところだったかもしれないが「次の総裁選は、党員投票だけでやるくらいのことをしないと自民党は変わりませんよ」って言ったんですよ。

その心は何かというと、自民党の総裁選は毎回選挙制度が変わるが、緊急でやる時には党員投票を省略することがある。ちゃんとした総裁選は、党員投票と国会議員投票の両方を行う。党員投票を先に開票したがゆえに、小泉純一郎というとんでもない総理大臣が生まれたと思っている自民党の人が多いものだから、今は党員投票の結果が影響を与えないように、党員投票と国会議員による投票を同時にやって、同時に開票するようになった。

石破さんは国会議員のウケがよくないので、国会議員票が半分入ると、まず総裁・総理にはなれない。でも、党員投票だけにしたら、石破さんが総裁・総理になる可能性も出てくる。たぶん党員投票だけにはならないが、絶対とは言い切れない。今回の総裁選のやり方がまだ決まっているわけではない。というのも、今年4月に行われる補欠選挙の結果次第で、党所属の国会議員の数が変わったりするので、制度も決められない。

石破さんは本音で言うと、国会議員投票なんか次の総裁選ではやめて、党員投票だけでやってくれたら「俺は総理になれるのに」というくらい意欲があります。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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