3月24日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、原作・牧瀬初雲、作画・東裏友希による作品『ドラゴン養ってください』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『ドラゴン養ってください』をピックアップ。六畳一間に住む大学生・村上の前に、異世界からやってきたドラゴン・イルセラが現れ、「一人前ならぬ“一流前”を目指し人間で修行する間、自分を養ってほしい」と持ちかける、ドラゴンと食う・寝る・遊ぶ、六畳一間のゆるファンタジーとなっている。
今回は吉田が、ボーイズユニット・CUBERSをゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「生活感」。
ドラゴンが現実感のないところに登場してても、まぁ普通の話じゃないですか。でも、このドラゴン、商店街にある大学生が暮らしてるような狭いアパートの六畳間とかにいるんですよ。この絵が、めちゃくちゃ匂うようにリアルなんですよ。すごくいい絵の中に、あり得ないような形のドラゴンがギュウギュウに詰まっているところとかが、めっちゃギャップがあって面白いんですよね。
CUBERS:なるほど!
吉田:おすすめポイントその2は「定番キャラがひと捻りされてる」。
商店街で出てくるおにぎり屋のおばあちゃんが、「良かったら持ってきなよ」とか言ってくれるタイプのキャラなんですけど、ちょっと毒があるみたいな……。普通は、そこに毒は入れないですよね。あと、1人暮らしの男子学生がいると、仲良くしてくれそうな積極的な女の子が出てくるじゃないですか。その積極的な女の子が、わりと腹黒いみたいな。ちょっとひと捻りされてるところの、キャラクター造形が面白いんです。
CUBERS:へぇ~!
吉田:おすすめポイントその3は「ツッコミが超丁寧」。
マンガって、やっぱり会話が面白いじゃないですか。その会話が「うるせえ!」で終わってもいいはずなのに、最後の細かいところの歯切れが悪すぎるというか……。ツッコミの丁寧さが、爆笑問題・田中さん級です。
『ドラゴン養ってください』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、コミックス第1巻が発売中で、第1話や最新話は、マンガが読めるアプリ『マンガワン』で楽しめる。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。
番組情報
ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!