「クールな目と言動とのギャップ」や「手書きの明朝体で書かれた動物の言葉」が印象的な獣医学を巡るドタバタコメディ『新装版 動物のお医者さん』の魅力

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2月25日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、佐々木倫子による作品『新装版 動物のお医者さん』のおすすめポイント3つを紹介した。

「クールな目と言動とのギャップ」や「手書きの明朝体で書かれた動物の言葉」が印象的な獣医学を巡るドタバタコメディ『新装版 動物のお医者さん』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『新装版 動物のお医者さん』をピックアップ。この作品は、1987~1993年にかけて『花とゆめ』で連載されていた少女マンガ『動物のお医者さん』の新装版。高校3年生・西根公輝(通称:ハムテル)が、H大学構内で“般若のような顔の子犬”と怪しい教授と出会うところから始まる、獣医学を巡るドタバタコメディとなっている。

今回は吉田が、バーチャルライバーのベルモンド・バンデラスをゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「キャラの目が冷静」。

出てくるキャラクターは基本的に美青年に描いてあって目がクールなんですが、そんな人が、しょっちゅう汗をかいたりたじろいだりしていて。そこのギャップが、ギャグになっているんです。そういった落差がもう1つ出てまして。キャラクターたちが、非常に“どうかしている”んですよ。例えば、大学の教授・漆原は、顔だけ見たら大御所俳優みたいな感じなんですけど、その人がアフリカの羽飾りつけてるんですよ(笑)……っていう人たちばっかりなんです。

ベルモンド:(笑)

吉田:おすすめポイントその2は「動物の言葉が出てくる」。

動物たちと人間が会話するシーンはないんですけど、動物たちが考えていることが、全部文字で表現されてるんですよ。(近年では)動物に勝手にアフレコをする動画とかありますが、当時は動画の文化がなかったのに、それを思いついているんですよ。

ベルモンド:へぇ~!

吉田:おすすめポイントその3は「描き文字」。

動物が喋ってる言葉って、崩れた文字で書いていた方が動物っぽくなるじゃないですか。でも、そうじゃなくて、全部手書きの明朝体で書いてあるんですよ。手書きの明朝体で書くと、何か変な味が出てくるんですよ。佐々木倫子先生にしかできない、微妙なバランスがあるんですよね。

『新装版 動物のお医者さん』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、全12巻となっており、今年の12月までの間、12ヶ月連続で発売される。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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