JAZZマンガ『BLUE GIANT』の新シリーズ!演奏シーンの“線”で迫力ある音を表現した、男のドラマを描いた作品『BLUE GIANT MOMENTUM』の魅力

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3月3日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、石塚真一による作品『BLUE GIANT MOMENTUM』のおすすめポイント3つを紹介した。

JAZZマンガ『BLUE GIANT』の新シリーズ!演奏シーンの“線”で迫力ある音を表現した、男のドラマを描いた作品『BLUE GIANT MOMENTUM』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『BLUE GIANT MOMENTUM』をピックアップ。この作品は、「世界一のジャズプレイヤーになる」という誓いを立てて仙台を飛び出した青年・宮本大を中心に描く物語。日本で活躍するシリーズが『BLUE GIANT』、ヨーロッパを舞台に描くシリーズが『BLUE GIANT SUPREME』で、その後アメリカを巡る『BLUE GIANT EXPLORER』が完結し、ニューヨークにたどり着いて始まるのが『BLUE GIANT MOMENTUM』となっている。

今回は吉田が、VRアイドルのえのぐ(鈴木あんず、白藤環、日向奈央)をゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「線」。

普通のシーンは落ち着いてるんですけど、演奏シーンになるといきなり変わるんです。この表現は、多分最初の『BLUE GIANT』の頃にはなかったんですよ。マンガの面白いところって、描いているうちにマンガ家さんがどんどん進化してくところにあるんですけど、今回の作品は、めちゃくちゃ迫力あるんですよ。ものすごい演奏をしているのが、絵だけで分かりますよね。ライブシーンの線の迫力がヤバいんです。

鈴木・白藤・日向:すごい!

吉田:おすすめポイントその2は「男のドラマ」。

『BLUE GIANT EXPLORER』では、バンドメンバー4人が揃うとこまでの物語を、すごく丁寧に描いてるんですよ。これがめちゃめちゃ熱い話なんですけど。その全員が腕も実績もあるのに、ニューヨークに来たらほぼほぼみんな文無しだから、めっちゃ汚いアパートとか借りていて。初めは、床にこぼされたチップや小銭を拾ったりしてるわけですよ。そういう「何もないところで自分の腕だけで勝負する」みたいなことって、実際に自分ができるかと言われたら絶対できないけど、めちゃくちゃやってみたくない?シンプルに“男として感動する”みたいのがあるんですよ。

鈴木・白藤・日向:カッコいいですよね!

吉田:おすすめポイントその3は「先が決まっていない」。

僕が、作者の石塚先生から直接聴いた話です。こんなに緻密にできてる感じのマンガなのに……。多分ビッグなアーティストになるとこまでは決まってると思うんですけど、『BLUE GIANT EXPLORER』のときに聴いた話では、「アメリカに上陸させたはいいけど、これからどう動かすのか全く決まってない」って言ってたんです。

『BLUE GIANT MOMENTUM』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品はコミックス第1巻が発売中となっており、『BLUE GIANT EXPLORER』の最終巻である9巻も同時発売されている。さらに、オリジナル楽曲『MOMENTUM』が、名門のジャズレーベル・ヴァーヴ協力のもと音源化されていて、原作イラストを使用したミュージックビデオがYouTubeで公開されている。ほかにも、複製原画展や人気キャラクターとのフォトスポットが楽しめるポップアップストアが開催中。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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