笑福亭鶴瓶 西畑保さんが繋ぐ(?)弟子との不思議な縁
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笑福亭鶴瓶が、2月16日放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送・毎週日曜16時~)に出演。映画『35年目のラブレター』スペシャルの第二弾ゲストとして落語家の笑福亭鉄瓶が登場した。
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笑福亭鶴瓶、笑福亭鉄瓶
鶴瓶の11番目の弟子である鉄瓶は、今作の主人公でありストーリーの原案となる人物・西畑保さんを通じた不思議な縁があることを明かした。
鉄瓶は、4年前から“ノンフィクション落語”という独自の落語を制作しており、その題材として西畑さんを取材していた。
時を同じくして、映画『35年目のラブレター』の監督である塚本蓮平も西畑さんの存在を知り映画にしようと決意。監督の中で、“西畑保さんを演じるのはこの人しかいない”と、偶然にも鉄瓶の師匠である鶴瓶の元へ主演のオファーが舞い込んできたという。
鶴瓶は映画のオファーを受けた時にまず「あいつ(笑福亭鉄瓶さん)の話やん」と思い、脚本も鉄瓶が書いたのかと勘違いしたという。今やさまざまなメディアで取り上げられている西畑さんの実話も、最初は鶴瓶にとって“弟子のやる落語”のイメージだったという。
綿密な取材を経て“ノンフィクション落語”を制作しているという鉄瓶は、現在も西畑さんと週に一度はメッセージのやりとりをしているという。その中で西畑さんから「まだ言ったらダメなんですけど……」と映画化の報告を受けた鉄瓶。「主役は鶴瓶さんです」と聞き、大変に驚いたそうだ。
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笑福亭鶴瓶、笑福亭鉄瓶、上柳昌彦アナウンサー
およそ4年ほど、落語として西畑さんの物語と共にある鉄瓶。今回の映画を観て、鶴瓶の演じる西畑は「僕が落語でやってる西畑さん像とぴったりでした」と感想を述べた。
この縁もあり、鉄瓶は“寿司屋の常連”役で映画にも出演。鶴瓶と台詞のかけあいも見られる。鶴瓶は「弟子と落語じゃないところで共演するって不思議でしたね」と、この映画にまつわる不思議な縁を噛み締めていた。
鶴瓶と鉄瓶が共演する映画『35年目のラブレター』は3月7日全国の劇場で公開となる。